琥珀色の世界で香り高いコーヒーを
映画通ではないので、高倉健さんがどんな映画に出ていたかあまり知りません。「幸せの黄色いハンカチ」、「鉄道員」は知ってますが、そういう作品よりは任侠映画に出ていた健さんが好きです。
礼儀正しい人であったとのエピソードがたくさん語り継がれています。少し控えめでシャイだけど、一本筋の通った古き良き時代の日本男児。私はそんなふうに感じます。
健さんが亡くなって何年か経ちました。最近ではあまり話題に上ることがなくなりましたが、そんな健さんを思いながら、喫茶 花の木 さんにおじゃましました。
健さんは京都で映画撮影があるときは、足しげくこのお店に通っていたそうです。
入り口が紫明通りとその一本北側の通りの2か所あります。紫明通りの入り口は、店内のセンスと少しギャップがあるので、北側の入り口からおじゃましました。
とてもシックな店内です。写真では少し白みを帯びた光ですが、実際の店内はもっと黄色っぽい、琥珀色と言う表現がぴったりの光で満ち溢れています。
お客さんがいないだろう時間を見計らって、おじゃましたので貸し切り状態でした。お店のマスターにも撮影の許可をお願いし「写真、気にせず撮ってくださいね。」という温かい言葉をいただきました。ちょっと気兼ねしながらも撮らせていただきました。お客と言う立場であれ、他人の城におじゃましているので、最低限のマナーは守りたいです。
テーブルが光を反射してゴージャスな雰囲気です。
健さんが贈ったというジャン・ギャバンのポスター。何分見てても飽きません、さすがにイイ男ですね、あこがれます。
後で知ったのですが、ここのクロワッサンサンドはとってもおいしいそうです。今回は情報不足でした。残念。次回はクロワッサンサンドを目的にして、おじゃましましょう。
マスターがコーヒーを点ててくれています。
ウイスキーのような琥珀色の世界です。
コーヒーがきました。 香り高い。 カップの絵柄も雰囲気を乱しません。
モーニングで、ホットドッグをいただきました。
ここはドアをくぐると、別世界。とてもゆったりとした時間が感じられる空間です。のんびりと香り高いコーヒーを味わってください。
アクセス
- 京都市営地下鉄「鞍馬口」から徒歩約5分。
- 京都市営地下鉄「北大路」から徒歩約5分。
- 京都市バス「北大路バスターミナル」から徒歩約5分。
営業時間 |8:00~18:00
朝食営業、ランチ営業
定休日 |日曜・祝日