とっぷりと日が暮れた後
前回は日の暮れ時の灯りがつき始める時間に参詣しましたが、今回は完全に日が暮れて真っ暗になってから訪れました。
前回の様子。
矢剱大明神 厳かとはこのこと
日が暮れた後には参詣の人が少なくなります。独り占めできる時間があったり、ムードに浸れるところなので、厳かで静かな日本の情景を楽しみたい方はぜひ参詣してください。
この雰囲気、都会の真ん中で味わえるところはそうそうないと思います。
まずは入ってすぐ右手の「洛中天満宮」に手を合わせます。
その隣にナマズの河原で有名な弁天堂があるのですが、ただいま修復工事中でした。
そのまた右手の奥の方に鎮守稲荷社の「矢剱大明神(やつるぎだいみょうじん)」があります。
もう、なんとも言えず神々しい場所です。
御神体に今日ここに来られたことを感謝して手を合わせます。
善女龍王社
入って正面に見える、善女龍王社(ぜんにょりゅうおうしゃ)に参りましょう。
神泉苑と立派な文字で彫られていますが、現在は使われていません。
恵方社です。「歳徳神(としとくじん)」を祀っています。
毎年、その年の恵方に向けて、大みそかに社を回転させる珍しい社です。
善女龍王社です。空海が天竺から呼び寄せたと言われる善女龍王を祀っています。
拝殿から善女竜王社を拝みます。
法成橋(ほうじょうばし)の上から見た善女竜王社です。
法成橋と本堂
法成橋です。
紅葉の時には特にきれいになりそうですね。
静かな水面に法成橋が写ります。
法成橋を渡ると本堂の前に出ます。
本堂の横のお地蔵さんです。そろそろ眠たそうです。
多くの神社が、夕方以降は門を閉ざして参詣できないのですが、ここ神泉苑は午後8時まで参詣ができます。また、桜や紅葉の時期のライトアップをする時には遅くまで参詣できるそうです。
昼間とは違った、神社の厳かな雰囲気を楽しみに参詣してください。
アクセス
- 京都市バス「神泉苑前」下車、すぐ
- 京都市バス「二条駅前」下車、徒歩5分
- 京都市バス「堀川御池」下車、徒歩5分
- 京都市営地下鉄「二条駅」下車、徒歩5分
- 京都市営地下鉄「二条城前」下車、徒歩5分