夕景・夜景好き
夕焼け空の色が大好きです。赤に近い赤紫とでもいえばいいのでしょうか。日が沈んだ直後の赤い空の色です。透明感のある深紅。
我ながらボキャブラリーが貧困ですね。これじゃ伝わらないかな。
空気が澄んでいる秋には、きれいな夕焼け空が見えることが多いので、時間があれば夕焼けを見に行くことがあります。先日、夕焼け空は期待できなさそうな雲が出ていたのですが、高台からの夕景を見たくて、金戒光明寺(こんかいこうみょうじ:くろ谷さん)の三重塔にやってきました。
くろ谷さん
地元の京都民は「くろ谷さん」と呼びます。金戒光明寺といっても、どこや? と聞き返されることもあるほど「くろ谷さん」は定着しています。その広いくろ谷さんの境内の一番東の方にある三重塔ですが、小高い丘の上なので良い景色が見られます。
でも、周りがお墓なので、気が小さい私は夜景の時間となるまでは、なかなかいられないです。とにかく行ってみましょう。
京都市バス「岡崎神社前」で下車して、岡崎神社の左側にある小道を上がっていけばすぐに着きます。
ここまでのところはちょっと端折って、最後の階段だけ画像を載せておきます。ここには、「春日局墓所」、「江(崇源院)供養塔」、「五劫思惟阿弥陀如来石像」、「会津藩殉難者墓所」といろいろな見どころがあって、散策するのが楽しいところです。
https://www.kyoto-inf.com/guide-kyoto/2017/06/07/posted_gokosiyuiamidabutsu/
さて、階段の途中から岡崎公園の方を見ると、そろそろ市内は灯りが必要な時間となっていますね。平安神宮の大鳥居とその下には京都市立美術館の建物が映ってます。
お約束のランドマーク、京都タワーです。今日のカメラではこれが精一杯の望遠です。
階段の一番上に来ました。辺りはもうすでに薄暗いです。人っ子一人いませんよ。
三重塔(重要文化財)
あまり紹介されませんが、ここの三重塔はとてもバランスの良い形をしています。
三重塔(重要文化財)です。工事中ですので、またの機会に詳しく紹介しますね。
正式には「日本三文殊随一文殊塔」というそうです。
画像では明るく映ってますが、そろそろ心細くなる暗さなんですよ。
市内の明かりもいっぱい点きました。とてもきれいです。この時間がとっても好きです。
お墓も雰囲気満点です。
空は、露出を合わせているので、残光で明るく映りますが、街中は暗いです。
階段の明かりが頼もしいです。これがないと真っ暗です。
ほぼ、夜景と感じられる時間です。
足元が怪しい暗さになってきましたので、そろそろ帰りましょう。
バス停から、ゆっくりゆっくり歩いても、10分もあれば三重塔まで行けます。お気軽に夕景を見たいときは、ちょっと訪れてみてください。昼間は見どころの多いところで人も来られますが、夕方になると人通りは少なくなります。
アクセス
- 京都市バス「岡崎神社前」下車、徒歩5分