節分といえば吉田さん
というのが京都の定番です。それと壬生寺。
で、毎年ながら、吉田さん(吉田神社)に行ってきました。
この近所を通る市バスはすし詰め状態で、「京大正門前」でほぼ全員が降り、また怒涛の如くお客さんが乗ってきて、すし詰め状態で発車するという繰り返しです。毎年約50万人が訪れるそうですよ。
2月2日は「節分前日祭」で「本宮・大元宮」の参拝ができます。大元宮中門にて「疫神祭」が行われます。午後6時からは「追儺式(鬼やらい神事)」が本宮前の「舞殿」で行われます。
2月3日は「節分当日祭」で「本宮・大元宮」の参詣が中心です。午後11時から本宮前で「火炉祭」が行われます。
2日、3日の両日には約800店の露店が立ち並びます。
2月4日は本宮・大元宮で「節分後日祭」が行われます。
東山通りの京大正門前交差点です。こっから、吉田神社の階段前まで屋台が出て車は通行止めになってます。
人、人、人...
ずーっと、人、人、人。京大の正門前(時計台のあるところ)を越えましたが、まだまだ人がいっぱいです。
やっと「一の鳥居」前です。ここから一段と道が細くなり、屋台を見る人で、人の流れがゆっくりになります。なので、北側にある道を使って屋台はショートカット。「二の鳥居」の前まで行きます。
「二の鳥居」の前です。ここから階段を上がるとすぐに境内です。
上りは階段、下りは車が通る舗装路で分離して通行しています。
階段を上がった境内で、一番に目に飛び込むのが「火炉祭」のやぐらです。
2月3日節分の午後11時より、一年間お世話になった御守などを供養して燃やします。
この中に相当数の御守などが集まります。係の人が、御守だけを受け取って、くるんできたビニール袋や紙袋は持ち帰るようにと分別しています。包装物があると入りきらないぐらいになるそうですよ。
そして、多くの参拝者の方々の目当てはこれ。福引が行われます。
文字通り「福引」で、それはまぁいろいろな賞品が用意されています。
特等はトヨタのHybrid車が当たります。この福引は「福豆」(\200-)を購入すると抽選券が付いています。
「 追儺ノ矢」も人いっぱい。
御守・お札も人いっぱい。
本殿の方が空いているような状況です。
こちらはお灯明です。
「福豆」の授与所はどこもかしこも長蛇の列。
「大元宮」の方に参拝する人も多いですね。
人、人、人でゆっくりお詣りというような雰囲気ではありません。
帰りは下りです。
屋台の雰囲気やお祭りの雰囲気が好きな人にとっては、とっても魅力的なイベントごとでしょう。吉田神社は初詣と節分祭以外は、けっこう閑散としている神社です。いつもと違った雰囲気を味わいたい方は、節分祭の期間に詣でてみてください。
アクセス
- 京都市バス「京大正門前」下車