炎の祭典 第45回 阿含の星まつり
京都市内から五条通を東に走ると五条坂を上がって東山トンネルを抜けます。
トンネルを抜けると右にカーブしているのですが、毎年大きな看板が立っていて「2月11日 阿含の星まつり」と書かれています。そういえば、よく通る神宮道の三条を上がったところに「阿含宗関西総本部」という建物があります。
せっかくですから、「阿含の星まつり」に行ってみました。
京都市バスは通っていないところなので、京阪バスで行きました。
「四条大宮」のバス停で時間待ちをしている京阪バスの82系統「大宅」行きです。1時間に1~2本程度の路線バスです。
東山トンネルを抜けて最初のバス停である「上花山花ノ岡町」で下車します。
五条坂の途中にもけっこうなバス停があるんですね。
さて、会場です。
観光バスで、信者さんたちが全国から来られています。また、京都駅から直通のシャトルバスが運行されています。
上の画像の正面のところから、階段を上がっていきます。階段の途中には「休憩所」が数か所あって、何人かの方々が休まれていました。
山の上にある会場です。中央に祭壇が構えられており、周りを囲むようにして観覧場所が設けられています。中央で催しが行われているのですが、見えにくいので大きなスクリーンで映し出されています。
ここでまた、コンデジの調子が悪くなってしまいました。電源を入れた瞬間に、勝手にピントがあってしまい、シャッターを切るか電源を落とすしか反応しません。いろいろいじくると、少し動くこともありますが、すぐにピントがロックしてしまいます。写真撮りづらいったらありません。被写体に向けて電源入れてすぐさまシャッターを切る、の連続です。今日もこの先が思いやられます。
神仏両界護摩壇・大曼荼羅
祭壇にはブータン仏教伝来の大曼荼羅(トンドル)が祀られています。
「結界」の中央には「神仏両界護摩壇」で、とても巨大です。上の画像は二つの護摩壇の向かって左側です。願い事の成就をお願いする「神界壇」です。右の護摩壇は先祖をお祭りする「仏界壇」です。
点火の瞬間です。大きな松明で点火されます。
風を読み違えました。いきなり煙の中です。ピントもくそもありません。
風がやみました。ズーム動きませんよ。助けてくれー。
また、来ます。
やっと炎が見えだしました。
まだまだ煙が多いです。
やっと明るい炎が見えだしました。コンデジが反応しないので、シャッタースピード早くできません。とっても残念。
迫力あります。「炎」というよりも「火炎」です。
すごい燃え方です。観覧場所の一番上ですが、ここでも熱気がやってきます。
もうもうと炎が舞い立ちます。これは願いも成就されますね。すごい勢いです。
今から供養される護摩木です。どんどんと運ばれてきます。
水をまかないと近づけないぐらい熱そうです。左の方に汲水用のプールみたいなところがあり、ジャンジャン水を撒いています。
次々と護摩木が投げ込まれていきます。
とっても迫力のある儀式です。
少し炎が落ち着きましたが、それでも10数メートルは上がっています。
思い思いに手を合わされる信者さんがたくさんいらっしゃいます。
多くの方々が来られていますが、まだまだ、人は増え続けています。
次から次へと護摩木が供養されていきます。
うちわであおぐんでしょうか。
祭壇の前では行事が続きます。
今年も平和な一年でありますように。
山科の方に歩いて降りていきます。
「新大石道」の交差点からでもよく見えています。
炎は見ていると引き込まれるような感覚になりますね。食卓なんかでもキャンドルライトでいただくと、雰囲気が変わっていいですね。キャンプで夜に焚火をぼ~っと見ているのも好きです。今回は巨大な炎でしたが、滅多に見られない迫力で大満足でした。
コンデジ、酷使したせいなのか、最近調子悪すぎです。まだ買って2年たってないのに。修理するお金もないので、だましだまし使うしか手がありません。とほほ。
アクセス
- 京阪バス「上花山花ノ岡町」下車、徒歩5分