長五郎餅 天神さんに詣でたら

 天神さんの名物

天神さんの近くにはいろいろなお店があって、お店巡りをするだけでも一日かかりそうですが、天神さんに一番近いお店の紹介です。

近いと言えば、門前というか一の鳥居前が思い浮かぶのですが、もっと近くて境内の中にあります。京都の方はご存知ですね。「長五郎餅」さんです。

「長五郎餅」の境内のお店は、東門を入ってすぐのところです。上七軒の方から歩いてくると東門に突き当たりますが、東門をくぐるとすぐ左手にお店があります。茶店なので、お薄や煎茶でいただくことができますよ。

長五郎餅 No2

お店の前で、お持ち帰りの「長五郎餅」が売られています。小さいころから毎月25日の「天神さん」にはよく行きました。お詣りして、いろいろな屋台や陶器、盆栽などを見て回って、最後に買ってもらえるこのお餅が、子供心にとっても楽しみでした。

長五郎餅 No3

その横が入り口で、お茶はこちらで呼ばれます。

長五郎餅 No4

昔から、天神さんのお土産はこれですね。

長五郎餅 No5

6個入からあります。

長五郎餅 No6

で、さっそく買ってきました。

長五郎餅 No7

天正年間からつづくお餅です。

長五郎餅 No8

リュックに入れられ、長距離を歩き、満員のバスの中でもまれたのですが、思ったより崩れていませんでした。ちょっと安心。

長五郎餅 No9

もうね、柔らかさが伝わってきますよ。おいしそう。

長五郎餅 No10

「河内屋長五郎」という人が編み出した、羽二重餅が有名になり、豊臣秀吉の北野大茶会でこのお餅が目にとまり、豊公から「長五郎餅」との命名を賜ったのが始まりだそうです。

長五郎餅 No11

ちょっと、ケースの形がついてしまいましたが、ご愛嬌ということで。

長五郎餅 No12

柔らかすぎて、二つに切るのがとっても大変です。

長五郎餅 No13

お餅が柔らかいのと、こし餡がしっとりとしていて、とっても上品な味わいなんですよ。

長五郎餅 No15

ほんとに柔らかいお餅でおいしいです。お薄をいただくのにちょうどよいお菓子ですよ。私はブラックのちょっと濃い目のコーヒーと一緒にいただくのも大好きです。

北野天満宮の境内のお店は、「天神さん」の行われる毎月25日と、1~3月の土、日、そして天神さんで行事が行われる日のみの営業です。営業は午前9時~午後5時です。

平日は食べられないの?

ご心配なく。近くの「中立売通り」に本店がありますので、こちらでご賞味いただけます。

【長五郎餅本舗 本店】
【営業時間】  午前8時~午後6時
【お茶席】   午前11時から午後3時
【定休日】   原則として木曜日

だそうですので、平日にご参詣される方もこちらでいただいてみてください。

お店の人に聞きましたところ、販売日から2日もつそうです。寒いとお餅が固くなりますので、レンジでほんの少し温めると戻るそうです。

アクセス

  • 京都市バス「北野天満宮前」下車、徒歩5分

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