法勝寺金堂の基壇址　六勝寺跡巡り　その10

2018/4/19 2018/4/19 史跡・旧跡

六勝寺の跡と関連した史跡を巡ってきましたが、一つ間違いがありました。

史跡として何もなく、「跡」の石票ばかりだと書きましたが、残っていたんです。「史跡」そのものが。

発掘の跡とかではないですよ。それも、一番大きかった法勝寺跡に関する史跡です。

「京都市動物園」の北側には「二条通り」が走っていますが、その「動物園」から二条通りを隔てた反対側に「金堂」の基壇跡が残されていました。

上の画像の石積みがまさに基壇跡だそうです。

ここはもう、何回も数えられないぐらい通っているところなんです。

ただ「石垣があるわ。」ぐらいにしか思わず横を通っていましたよ。

一部、段差がありますが、低いところは後世掘り下げられたのでしょうか。

東半分は民家となっており、西半分は駐車場です。すごいところに家が建っているんですよね。

ここの駐車場、何回か止めてますよ。畏れ多くも「法勝寺」の「金堂」跡だとは思いもよりませんでした。

いつも目にしているものですが、言われてみてはっと気づきました。こういう発見があるので京都は面白いです。毎日目にしている風景の中にも、私が気づいていないだけの歴史の証拠があるんでしょうね。