変わった弁財さんなのか?
以前から、岡崎公園付近のGoogleMapを見ていると気になるものがいくつかあります。
そのうちの一つが「疎水弁才天」です。GoogleMapで見てみると、岡崎公園で琵琶湖疎水が北行しているところの角にあります。観光に来られる方々は、もう少し南側や東側に来られるので、ここら辺は人通りが少ないです。わざわざここまで来る人は、六盛さんに手桶弁当を食べに来る人ぐらいでしょうか。
前から気になっていたので、どんなところか行ってみましたよ。上のGoogleMapの画像の赤い部分です。
「岡崎公園」の「ロームシアター京都」前です。夕方のちょうどいい時間帯で、お月さんもきれいに見えています。
「ロームシアター京都」の裏(北)側の冷泉通りです。平安神宮の真ん前を横切る通りですよ。
鴨東運河の角附近です。ここから疎水は西に向かって流れます。
おお、見えてきましたよ。でも、なんか…コンクリートブロックの上に鎮座してますがな。後ろから見ると、屋根の付いた犬小屋みたいですけど…
前に回ってびっくり。弁財さん? え?
これはどうしたことか、弁財さんがお地蔵さんに変身してますよ。頭の中が???となってますが、思考が追っつかずとも、悲しいかなシャッターは切ってます。弁財さんが変身したのか、誰かが持ってったから、お地蔵さんを置いたのか…
周りを見回して、理由がわかってきました。ほれ、西の方にもう一つ小さな屋根が見えてますよ。ここらあたりが私の進歩したところで、昔の私ならお地蔵さんの写真を持って帰って「ほ~、変わった弁財さんに出会えた。これはちょっとした発見に違いない。」と訳の分からんことになっていたでしょう。が、この一年の間にいろいろな体験(失敗ともいう)を積んできた成果が出てきましたよ。
そそくさと見に行きます。どうもこっちっぽい感じです。
おお、台座に「疎水弁才天」と書かれているではありませんか。
やっぱり弁才さんなので、こうでなくっちゃ。
今回もまた、GoogleMap上の間違いに、してやられて格好です。「疎水弁才天」はGoogleMapの位置よりも、もっと西で「六盛」さんの真ん前ですよ。
この地点を登録した方も、悪気はないんでしょうけど、もう少し慎重に登録していただきたいものですね。GoogleMapの方を修正してあげた方が、世のため人のためなのでしょうけど、修正のやり方が、ちんぷんかんぷんなので放置プレーです。
そうか、もしかしたら元々の場所がGoogleMapの地点で、弁才さんが移動したのでしょうか。で、GoogleMapはまだ変更されていないとか。
ま、どっちにしろ今の状態の方が楽しめたことは確かなので、良いんではないでしょうか。大きな実害も発生しないでしょうしね。
そう思うと、GoogleMapの間違いって結構な数があるのでしょうか。ちょっと不安になってきました。
アクセス
- 京都市バス「岡崎公園ロームシアター京都前」下車、徒歩5分