台風21号
台風21号が去り、各地に災害の爪痕が残りましたが、みなさん大丈夫だったでしょうか。私も我が家も、おかげさまで大した被害なく5日の朝を迎えられました。
ニュースでもやっていたので、ご存知の方も多いと思いますが、嵯峨嵐山にある有名な「渡月橋」が破損してしまいました。強風の折、橋の下流側の欄干が約100mに渡って倒壊しています。よっぽどの風が吹いたんでしょうね。
昨日、昼前にJR各線が運休するとの前情報でしたので、朝早くスクーターに乗って京都市内まで出てきました。
で、仕事が終わって、帰りの時間には国道9号線「老ノ坂峠」が倒木で通行止めとなってしまい、仕方がないので「保津峡」経由で帰ることにしました。
せっかくなので、「渡月橋」に行ってみます。
中之島から見た「渡月橋」ですが、橋の真ん中から向こう側で欄干が倒壊しています。
ちょっと暗くてよく映ってませんね。
いまいちなので、明日も行ってみましょう。
この後、「鳥居本」から「六丁峠」に行ったのですが、「鳥居本」の入り口で警備員の方が立っていて、通行止めだといわれました。「水尾」までは行けるけど、その先の状況は知らされていないとのこと。もしかしたら行けるかもしれないが保証できないと。何があっても自己責任ということで、スクーターで行ったのですが、「六丁峠」を超えたところで、倒木がありその先に進めません。
仕方がないので引き返して、「老ノ坂峠」の通行止めが解除されるまで待ちましたよ。
9月5日(水) 朝
今日もJR嵯峨野線は運休しているので、朝早く家を出て渡月橋へ行ってみます。
青空が広がり、山の緑はきれいなのですが…
川岸にあるベンチの休憩所にあった木の屋根が飛ばされて倒壊しています。
近づくとよく見えますね。ぱったりと倒れています。
下流側の歩道は通行止めになっています。
うっひゃー。よっぽどの風だったんですね。
上流を見ると、「大堰川」は濁ってますが、前回の台風の時ほどの流量はありません。
下流も濁流ですが、橋の上で身の危険を感じるほどではありません。
下流から上流に向かって、つまり、東から西に向かって倒れています。なので半分ぐらいで止まっているんでしょうね。反対側に倒れていたら、倒れた部分が川に落ちるので、端から端まで倒れていたかもしれません。
景観を考慮して木造にしていたのが仇になったのでしょうか。
修復には時間がかかりそうですね。
でも、台風の風が強いといっても欄干が倒れてしまうというのはいかがなもんでしょうか。通常時に多くの観光客がもたれたら、その重さで川の方に倒れてしまうということはないのでしょうか。ちょっと怖くなりました。
アクセス
- 京都市バス「嵐山公園」下車、すぐ