ビルの谷間
「四条烏丸」といえば、京都のオフィス街の中心地。市営地下鉄と阪急電鉄が交差する、とっても人通りの多いところです。地下もとっても高いであろう京都の一等地です。
その「四条烏丸」の近く、ビル街の中にひっそりと神社が鎮座しています。大通りから裏通りに入ると思いのほかひっそりとしています。休日の朝早くであることも影響しているのかもしれませんが。
「信徳大明神」「玉義大明神」ですが、Webなどを調べてみてもご由緒や変遷についてはわかりませんでしたよ。この界隈の人ならばご存知かと思いますが、人には全然出会いませんでした。
「綾小路通り」の烏丸から少し東に入った南側です。
オフィスビル、マンション、駐車場の間に道と思しきアスファルトが続いていますね。
南に向かってどんどん入っていくと、見えてきました。
「信徳大明神」「玉義大明神」です。この画像よく見てみると、手前の石の鳥居が破損しています。さすがにここを買い取ってビルを建てるわけにはいかないのでしょう。
たぶん昔は、町屋と町屋の間にあったんでしょうね。細長い敷地をしています。
二の鳥居です。
「信徳大明神」「玉義大明神」の神額です。
こじんまりとしたお社です。
近くには個人のお宅が見当たらないのですが、地域の方がお世話をしているようですね。
昔は町屋がひしめく京都の中心街でしたが、現在はオフィスビルやマンションがほとんどです。神さんも肩身の狭い思いをされているのではないでしょうか。そんなところにでも、神さんはじっと鎮座して人々の暮らしを見守っています。
アクセス
- 京都市バス「四条烏丸」下車、徒歩6分