住宅街の一角
先日紹介した「すいき祭り」ですが、お祭りの保存会があります。「ずいき神輿」も当然保存会の皆さん方が作っています。10月1日の神幸祭に向けて、9月1日から始まるそうです。
今回は「西ノ京瑞饋神輿保存会・集会所」へ行ってみます。
「西ノ京瑞饋神輿保存会・集会所」のある場所は「天神道(てんじんみち:現在は天神通りと言う)」の「妙心寺道」から少し上がったところです。
9月の夜に行けば、作業をされているのでしょうが、それ以外の時に行っても何もありません。(9月でも作業の公開はされてませんので、お邪魔はしないようにお願いいたします。)
でも、せっかくですから、京都にはこんなところあるということで、ちょっとだけ行ってみましょう。
「丸太町通り」から「天神道」を北に向かって上がっていきます。
「妙心寺道」を越えて、次の交差点に差し掛かる前のところが「西ノ京瑞饋神輿保存会・集会所」です。昔の古いお家のようなたたずまいですね。
お隣には土蔵というか倉庫があります。「ずいき神輿」の部材もここに保管されているのでしょうね。
駒札です。「北野天満宮」の境内にある「文子天満宮」の「文子祭」(4月の第3日曜)で使われる神輿もここで作られるようですね。「文子天満宮 舊址」もこの「西ノ京瑞饋神輿保存会・集会所」の少し南にあります。
菅公の「梅星」の御紋ですね。平安時代に五穀豊穣を感謝し、菅原道真公の神前に新米・野菜・果実に草花などを飾り付け、お供えしたのが始まりと言われています。その習わしが「ずいき祭り」となって、現代にも受け継がれています。
アクセス
- 京都市バス「丸太町御前通」下車、徒歩5分