千と千尋の神隠し
昨日、あぶり餅の「かざりや」さん御最後のところで、「昼食を食べに...」と書きましたが、せっかくですから昼食の方もサラッと紹介しておきます。
昼食を食べに行ったのは、「かざりや」さんからも そこそこ近い「さらさ西陣」さんです。
ここは元々「藤森湯」として建てられた建物です。銭湯としては平成10年(1998年)に営業をやめたのですが、建物を改装して平成12年(2000年)より「さらさ西陣」なり、中にギャラリーやカフェができて新しく生まれ変わりました。
りっぱな「唐破風」の入り口です。
ちょっと引いて写真を撮るとこんな感じです。とても立派ですね。昭和5年(1930年)に建てられた建物なのでもうじき築90年になりますね。まさに「千と千尋の神隠し」に出てきた雰囲気そのままの建物です。
お店の中は銭湯時代のままで、壁面が「マジョリカタイル」と呼ばれるとってもきれいなタイルで埋め尽くされています。
お店の中の様子も載せたいのですが、お客さんいっぱいでぼかしだらけになってしまいますのでご容赦ください。「さらさ西陣」さんはとっても有名なので、いろいろな方がBlogで紹介していますよ。
天井は「格天井」というわれる大きな空間のある天井が残されています。
西陣をホームとして活動されている、アコーディオン、ギター、チェロのトリオ「ザッハトルテ」さんの「お食事LIVE」が毎月、第3月曜日の夜に開かれています。
さて、昼食ですが、週替わりメニューを頼んでみました。
「若鳥のから揚げ」と、
「豚の角煮」です。
どちらもボリューム満点。ワンプレートなんですけど、スープまで乗っていてこれで¥1,000-。男性ではちょっと足りないかな?と思ったのですが、お腹が膨れました。大満足です。唐揚げも、角煮も、どちらもとっても柔らかいです。角煮のお大根も、味が良くしゅんでいて、カフェで出てくるような味ではないですよ。
実はメニューもとっても豊富なようで、夕食も食べてみたくなりました。またの機会に報告しましょう。
伝票ではなくて、「番号札」をもってお支払いに行きます。なかなかこじゃれた演出ですね。
お昼時、夕食時はちょっと混みますが、ランチプレートは2種類で、どちらもアッという間、すぐに出てきますのでお急ぎの方でも大丈夫ですよ。でも、せっかくなら、このゆったりとした空間でのんびりと過ごして、昔の銭湯の雰囲気を味わってください。
アクセス
- 京都市バス「大徳寺前」下車、徒歩5分