今年も行ってきました
毎年、三月の声を聴くと、そろそろだなぁ、とそわそわしだします。
何がって、毎年恒例の「東山花灯路」ですよ。
夕景・夜景大好きの私にとっては、またとない撮影の機会なので、心ウキウキです。
今年は
開催期間: 3月8日(金)~3月17日(日)
点灯時間: 午後6時~午後9時30分
です。
私は、3月13日(水)に行ってきました。
週の最初から京都市内は朝晩の冷え込みが再び厳しくなっていて、寒の戻りを思わせる気温です。日中、日がさすとぽかぽかと感じることもあるのですが、まだまだ小春日和と呼べるような日はありません。
この日も、日中はそんなに分厚いコートを着なくてもよかったのですが、日の暮れから一気に冷え込んで、ぶるぶると震えるほどの寒さです。
私は、毎年のごとく、一番南の茶碗坂から北上して三条通りの神宮道まで歩きます。
まずは、京都市バス206号系統で、「五条坂」まで行くのですが、東山通りは「祇園」を過ぎると、一挙に渋滞が始まり、歩道を歩くのとそんなに変わらないスピードだったりします。
五条坂のバス停で下車して、コンビニでちょっと一服、甘いものをほおばって茶碗坂をあがります。最近、コンビニにイートインがあるので助かってます。食い散らしながら歩道を歩くのはさすがにはばかられますので...
で、東山五条から五条坂をあがり、茶碗坂に入りました。
おう、見えてきましたよ、清水寺の三重塔。この辺りは電線が激しいですね。
ただ今、午後6時。灯籠の点灯が始まりました。
今日も寒いので、昼間の観光客はそそくさとホテルへ向かったのでしょう。昼間の賑わいはなくガラガラの茶碗坂です。
「清水寺」の境内入口まで来ました。写真では明るく映ってますが、実際はもっと暗いです。
「清水寺」は「夜間特別拝観」をしてるのですが、今日は時間がないので入り口のみ。
「仁王門」です。立派ですね。
紅梅がきれいに咲いています。
「西門」です。やっぱり外人さんが多いですね。
「清水寺」の境内から見下ろした京都市内の夕暮れ。この雰囲気がとっても好きです。
「清水坂」の方はまだまだ観光客がいっぱいです。
お約束の「京都タワー」。明日もいい天気かな。
さて、観光客でごった返す「清水坂」に突入です。京都の観光客は増加しているようなので、このあたりのお店もリニューアルしてきれいになったお店が多いです。ちょっと名の通ったお店の前には行列ができるほどになってきました。
「いけばなプロムナード」の先品展示です。「大日堂」の前です。
ちょっと「大日堂」にも寄りましょう。
「大日如来像」です。お線香の香りが漂ってます。
入り口にあった龍の灯籠。目ン玉が上を向いていてかわいいです。
産寧坂
「清水」と言えばここですね。
今度は右にそれて「産寧坂(三年坂)」突入です。「産寧坂」の入り口左手にある「七味屋本舗」で七味を買いました。ここを通ると買ってしまいます。とっても香りが良いので、おうどんやお蕎麦が捗ります。
毎度毎度訪れる「産寧坂」です。京都民でも観光客気分になれます。
桜のシーズンにはまだ早いですが、この雰囲気、いいでしょ。
夕方で空がきれいな青となる時間です。今日の写真もすべて撮って出しのJPG画像です。フィルターも使ってませんし、レタッチもしてません。
明かりを撮っているふりして、前からくるお二人も撮ってしまいました。
お香のお店なんですけど、みみずく(フクロウ?)の耳の穴からお香の煙が立ち上ってます。なんかちょっと違うなぁ。
ば~ん。これですよ、これ。「法観寺(八坂の塔)」です。
例の撮影スポットなのですが、上の画像の下側にはうじゃうじゃと人がいます。大撮影大会です。
やっぱり雲がない快晴の写真はいいですね。長時間露光したいのですが、人がいっぱい過ぎて迷惑になりそうでやめました。コンデジのこの写真で満足です。
何回見てもきれいで絵になります。
これだけ撮れば大満足。寒い中、来たかいがありました。
ここにも「いかばなプロムナード」の作品が展示されています。
「八坂道」の方からみた「法観寺」です。
某お食事処。前にも写真載せましたかな。雰囲気バッチリです。
「ねねの道」に来たところ、子供の一団がやってきました。「火の用心・お囃子組」です。
「高台寺公園」の上から下の道に向かって、京都のわらべ歌や火の用心を披露しています。元気いっぱいでいいですね。
「春光院」の前の「いけばなプロムナード」です。
「月真院」のお庭。夜間は中に入れませんけど、山門から一枚。
「祇園閣」まで来ました。いつもながら、ここはちょっと明るすぎます。
「祇園閣」の前ですけど、ここも人いっぱいです。
「祇園閣」前の「いけばなプロムナード」です。
一瞬人が引けた瞬間です。とっても幻想的な雰囲気になります。
私の大好きな「大谷祖廟 総門」です。
両側に「いかばなプロムナード」の作品です。
とってもきれいですよ。
大学のまち京都 伝統の灯り展
毎年とっても楽しみな「大学のまち京都 伝統の灯り展」です。
「大谷祖廟」の西側の参詣道で展示されています。
学生さんたちの作品なのですが、いろいろなアイデアがあって毎年楽しみにしています。
なんか、こういう暗闇で鑑賞するような明かり専門の美術館があってもいいと思うのですけど。
「コイ」がかわいいです。
すんごいカラー。一番目立ってます。
「竹」という素材に惹かれる人は多いんですね。
そういえば来年は東京オリンピックで、3年後には大阪万博ですね。京都もなんかあればいいのに。
やわらかい灯りがきれいです。
狐の嫁入り巡行
今年もちょうど円山公園で遭遇しました。
「狐の嫁入り巡行」です。
「狐の嫁入り」は縁起がいいとのことで、狐のお面を被ったお嫁さんが人力車で巡航します。
「円山公園」の枝垂桜前にある「いかばなプロムナード」です。
枝垂桜の方は、まだまだ先の開花です。
京都いけばな協会 現代いけばな展
「円山公園」内で行われている「京都いけばな協会 現代いけばな展」です。
期間中、前期と後期に分けて2回違う展示をされるそうです。
粟田大燈呂
「粟田神社大祭」において巡行した、高さが約4mもある粟田大燈呂が5基展示されています。
「出世恵比寿」です。
「京都造形芸術大学」の学生さんたちのプロジェクトです。
今年の絵と「亥」。
「うりぼう」かわよ。
ことしは「亥」でした。来年は「子」ですが、どんな燈呂になるやら。
「大国主命」です。で、因幡の白ウサギとワニ。
説明書き見なかったですけど、これは誰でしょうか。
「牛頭天王」です。ソラマメが笑ってるのかと思ったら、勾玉ですか。
北部地域
こんかい「知恩院」は「夜間特別拝観」をしていないようで、真っ暗でしたので割愛。
どんどん北に向かいます。「円山公園」よりも北側には人通りがほぼありません。
「青蓮院」前の「いかばなプロムナード」の展示です。
なんかちょっと、怖いような雰囲気の「青蓮院」。
提灯はかっこいいですね。
心惹かれるのですが、「拝観料」が...
今回も断念です。そのうち行きましょう。
「あおくすの庭(公園)」にある「いけばなプロムナード」です。
駆け足でしたが、2019年の「東山花灯路」でした。ちょっと寒い時期ですが、ぷらぷらと歩いて夕景・夜景を楽しむにはもってこいの企画です。露店で温かいものでも食べればハッピーになれますし、ぜひとも一度訪れてみてください。
アクセス
- 京都市バス「祇園」下車、徒歩10分
- 京都市バス「清水道」下車、徒歩15分