3月31日(日) 午前
さて、京都観光に来る方が、ここ一番桜が咲くであろうと予想を立てて訪れると思われる、3月31日(日)。
桜や紅葉と言えば、まず「嵐山」という答えが返ってきます。平安の昔からきれいだと歌に詠まれてきた「嵐山」ですから、桜の名勝としてはお墨付きです。
なので、きれいなのは分かっているんですけど、大混雑が予想されるので、あまり京都民は出かけていきません。私も人ごみ大嫌い人間なので、こんな日にわざわざ嵐山界隈にはいかないのですが、所用があって大混雑の渡月橋付近に行かなくてはならなくなりました。
で、せっかく行くんだから、ちょっと写真でも撮ってくるかと、「嵐山公園」の「亀山地区」まで行ってきましたよ。
当日は、一応晴れ時々曇りというお天気なのですが、雲が通るごとに雨がぱらぱら降ってくるという「しぐれ」が続きました。私が訪れた午前中も雲が優勢で、あまりいい光が得られませんでしたよ。なので、今回も写真の発色が良くないのですが、ご勘弁ください。
今回は、「人を運ぶ」という仕事もあったので、車で行きました。10時半前には「三条通り」の渡月橋近辺に来たのですが、当然市営駐車場は満車で入れません。今回は訪問先の駐車場に止められるということで、駐車待ちせずに行けました。
ではまず渡月橋の方に行ってみます。
渡月橋のバックに見える「嵐山」の桜は、まだ一部しか咲いていませんね。もう少し日にちが経つと、山の中腹のあちこちに桜の塊がぽこぽこと見えるようになります。
望遠してみると、開花している桜は、けっこうな勢いで咲いています。
渡月橋をバックに写真撮影の新婚さん。最近、はやりの外人さん向けレンタルの着物とは格が違いますね。
「渡月橋」の北詰め交差点。「長辻通り」は人、人、人...
「大堰川」沿いの某お店の桜。これは立派です。今日一番の桜です。
「嵐山公園」の「亀山地区」の方に階段を上がっていきます。桜はまだあまり咲いていないですね。
よく咲いていて、これぐらいです。木の下の方の枝がメインです。
う~ん、時期的にまだ早いですね。
でも、「亀山地区」を回ると、これぐらいの桜はたくさん見られます。
展望台まで来ました。向かいの「嵐山」の桜も、もう少し日にちが経った方がきれいだと思います。
今週後半が見ごろでしょう。
「亀山地区」です。シートを広げてお花見する方々もいらっしゃいましたが、ちょっと寒いですね。
毎年見に来る「枝垂れ桜」。「角倉了以」像の下の方にある桜です。たぶん週の半ばの3日(水)当たりが満開ではないかと思います。
毎年この桜にはお世話になってますよ。
もうじき満開。がんばれ。
とってもいい色です。
この辺りまで来ると、人は少し減って静かな「嵐山」を楽しめます。
「大堰川」まで下りてきました。
「嵐山」「嵐山公園」の桜は今週の半ばから後半にかけてが見ごろでしょう。気温の低い日が続けば週末の6日(土)や7日(日)にもきれいな花が残っていると思われます。多分そのころには桜吹雪も見られるんじゃないでしょうか。楽しみです。
アクセス
- 京都市バス「嵐山」下車、よほ10分