麒麟がくる
ゴールデンウィークも真っ只中の5月3日(金)に亀岡市で開催された「亀岡 光秀まつり」を見に行ってきました。
この日も朝からいい天気で、日焼けを気にしなくてはならないほどの強い日差し。武者行列が午後1時10分に亀岡市役所を出発するというので、少し早目に昼ご飯を食べてJR嵯峨野線「亀岡」駅に向かいます。
世間では「謀反者」と呼ばれる「明智光秀」ですが、下克上は武士の世の中では当たり前のことであり、近年の研究では今まで言われていた「逆賊」としての姿だけではなく、いろいろな側面が分かってきたようです。
亀岡駅を出たところにあった「亀岡 光秀まつり」のポスターです。出発まで少し時間があったので、イベントをやっている「南郷公園」の方に行きました。
亀岡駅の真正面の「南郷公園」入り口に、なんと「明智光秀」の銅像が立っているではありませんか。それもなんか偉くかしこまって殿様風の銅像です。ほ、細い。
「南郷公園」ではイベントが行われており、多くの人で屋台がにぎわっていました。
このローカルな雰囲気が最高です。ちらちらとみて「武者行列」の出発点である「亀岡市役所」に向かいます。
市役所の建物の前では出発前の挨拶や演説が行われていました。人いっぱいなので、市役所から出発してすぐのフレスコ前で「武者行列」を待ちます。フレスコでパンとお菓子を買って、歩道の縁石に座って一服します。
ほどなく、ほら貝の音が聞こえてきました。もうじきやってきます。
先頭は亀岡市のマスコットキャラ「明智かめまる」君です。
続いては「京都サンガF.C.」のマスコット「パーサくん」です。亀岡駅の北側に建設中の「京都スタジアム」が来年オープンするので、盛り上がってほしいですね。
「光秀まつり」の本隊です。
この方「明智光秀」の娘である「細川がラシャ」の子孫だそうです。
「亀岡高校吹奏楽部」です。
毎年、この人たちが一番楽しそうです。
「丹波亀山鉄砲隊」「手づくり甲冑隊」と続きます。
出発前に市役所前で空砲の実演をしていました。
鉄砲もいろいろ種類があるようです。
甲冑の武者行列が続きます。
「上矢田太鼓」です。
来年の大河ドラマは「明智光秀」が主人公だそうで、ちょっと楽しみです。今年は「ポツンと一軒家」にはまってますが、来年は悩みそうですね。
パンをほおばっているうちに「光秀公」の本隊です。
しかし、たくさんの人が参加してますね。
まだ続きます。
続々と...これだけ衣装を用意するのは大変でしょう。
かわいい女の子たちです。
お待ちかね、やっと見えてきました。
本日の主役「明智光秀」公が馬に乗って登場です。
やっぱり割腹がいいですね。先ほどの銅像とはえらい違い。武者はこれぐらいの方が貫録があっていいですよ。
今年の「光秀公」は武将というにはやさしそうな顔つきですね。
「明智秀満」です。
「明智秀満」は「光秀公」が「織田信長」に仕える前からの家臣である「明智五宿老」の一人です。
「明智光忠(次右衛門)」です。「光忠」も「明智五宿老」の一人です。
「斉藤利三」です。「明智五宿老」が続きます。
「溝尾庄兵衛(茂朝)」です。
またまた武者が続きます。
今度は凛々しい男の子たち。
「南つつじ太鼓」です。
正室の「明智煕子(ひろこ)」です。
今日はけっこう気温が高いので大変でしょう。
涼しい笑顔です。
「光秀公」の三女「玉子」です。後の「細川がラシャ」です。
かわいいですね。
「大井太鼓」です。行列の太鼓は若い男性が多かったですが、この太鼓は子供が中心。でも迫力ありました。
このあたりは見に来る人もまばらなので、歩いてついていくと追い越すこともできそうなぐらいです。市街の中心部になると沿道の観客が増えてそうも行きませんけど。
来年はNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」にかけて、盛大に行ってほしいです。
アクセス
- JR嵯峨野線「亀岡」下車