5月12日(日) 番外編で兵庫県丹波市へ
いつもは京都の史跡や名勝を紹介していますが、今回は番外編ということで兵庫県丹波市にある「百毫寺(びゃくごうじ)」というお寺に行ってきました。
「百毫寺」はお寺としては何の変哲もないお寺なんですけど、唯一、この時期になると、観光客が大挙して訪れる場所に様変わりします。(ま、私もその一員なんですけどね...)
「百毫寺」は巨大な藤棚で有名で、この時期の休日は駐車場に入るまでに1時間以上かかるという、大変な混雑ぶりを見せる藤の名勝です。幹線道路からの枝道を通っていくのですが、道沿いに駐車場が6か所か7か所あります。それでも1時間待ちになって長蛇の列となるということなので、混雑大嫌いの私は少し早目に家を出て「百毫寺」を目指しました。
ま、朝早いわけで、お寺の真横の第1駐車場に停められましたよ。でももうすでに見に来ている人はたくさんいます。
最近は観光バスが来ることもあるとのこと。日中は屋台が出たりして、それはそれで楽しそうですが、長蛇の列は大嫌いなので朝一番の訪問です。
ご由緒書きはステンレスの立派なもの。
山門にやってきました。ちなみに拝観料としては徴収されていませんが志納金という形で大人\300-を納めます。
本堂の前。なんか、拝んでいく人がほとんどいませんよ。せっかく来たのだからゆっくり拝んでいけばいいのに、みんな藤棚の方に直行です。
藤棚のある広場の入り口に来ました。入り口にあるこの藤だけが少し赤みを帯びていて、他の藤とは種類が違うような感じです。
藤棚の広場の入り口です。この藤棚が...
ずらーっと続いてます。
そらもう、でっかいですよ。
ほんでもって、満開でちょうど見ごろです。渋滞になるのも納得の藤棚です。
きれいに咲いています。一番下の方まで開花が進んでいますね。
藤にシャワーみたいです。
今日はいい天気で、快晴の青空。文句なしの休日ですね。
可憐な紫の中に少しだけ黄が入っているのがいいですね。
ちょうど日が当たってきたところで、写真が撮りやすくなっています。
この藤は「九尺藤」という品種で、花のつく部分がとても長く地面に届きそうになるほどに延びる品種です。
藤棚の中に入ると藤のジャングル。
何とも言えない品のある紫です。
今日、ちょうど見ごろで文句なしです。
夜にはライトアップをされているとのことですが、ちょっと遠いので夜には来られませんね。ライトアップ見てみたいですけど。
堪能しましたよ。朝早く来た甲斐がありました。
上の画像の時間は8時半ごろです。まだ、近くの方しか来られていないようで、写真を撮るのもあまり気を遣わなくてもできるぐらいでした。
京都の市街地ではほとんど藤は終わってしまいましたが、近郊の山の中や、府下の北部に行けばきれいな藤が見られます。気候の良いこの時期に野や山をめぐってください。
アクセス
- 舞鶴若狭自動車道「春日IC」下車、車で約10分