マニア? フェチ?
今回は、堀川通りの紹介です。それも、みんなが見向きもしないような「JR東海道本線」の架道橋があるところです。
昔から、「トンネル」とか「潜る」とかいうのに反応する私です。幼少時、公園の砂場では「トンネル」を作るのが仕事でしたし、机の下はもとより、床下にも潜らないと気が済まないたちでした。
で、この歳になっても、何かの下を通るというのは心躍るのですよ。
今から堀川通りを上がって(北上して)「JR東海道本線」をくぐります。
この写真良いでしょ。「油小路八条」の交差点から見た八条通りと京都駅(だいぶんと奥)です。上を通っているのは近鉄京都線です。もうここを通るだけでも心わくわくです。空や街並みが切り取られるように見えるのがいいですね。
さて、やってまいりました、堀川通の「開削潜過」です。堀川通が「JR東海道本線」の下を通邸るのですよ。
ひっきりなしにJRの電車が走ってます。
堀川通を歩くと捕まりますので、当然西隣に併設されている歩道の方を歩きます。
近くまで来ました。気分高揚、わくわくです。
階段を下りると、何のことはない普通の歩道です。
堀川通の車高制限は4.5mです。実は、堀川通りを挟んで反対の東側にも歩道用のトンネルがあるんですけど、そこは「堀川通」ではなくて「油小路」なんですね。
おお、なんと車の流れが上下線ともとだえました。一瞬の静けさ。
路面が良く見えます。古い古いコンクリートの路面ですね。アスファルトなんかよりもはるかに長持ちするようです。値段も高いんでしょうけど。
さて、問題の「JR架道橋」です。なんかこの雰囲気、ちょっと躊躇しますね。昼間やし、なんも出ないでしょう。一瞬静かになっているので足を踏み入れるのを躊躇してしまいます。夜は勘弁してください。
上を見上げると、銘板があり、昭和39年に竣功したようですね。「竣工」と書かずに「しゅん功」と書かれているのが粋ですね。50数年前から、雨の日も風の日も重い重いJRの車両をのせて頑張っているんですね。
通り抜けました。車が走り都会の喧騒が戻ってきました。「油小路」側の歩道は人がいっぱいですが、こちら側は通る人がちらほらです。
一瞬にして車の海。リーガホテル京都の前まで来ました。
別に何があるわけではないのですが、私にとってはちょっとした楽しみなんです。向こう側とこっち側で景色や雰囲気が違うのもおもしろいです。そのうち、反対側の「油小路」側も紹介しましょう。
アクセス
- 京都市バス「油小路八条」下車、すぐ