熊野総本宮 本宮大社
番外編 第3弾はついに和歌山県突入!
それもいきなり「熊野本宮大社」。熊野詣で巡る熊野三山の中心地であり、全国に4700社以上ある熊野神社の総本宮です。古い歴史を持つ「熊野古道」が向かう最終目的地です。
ま、和歌山のガイドブックには絶対に載ってるんでしょうけど、せっかく行ったので紹介します。
んで、画像もいきなり鳥居から始まります。
あれ、ちっこい鳥居やな?って思うでしょ。実は...裏側の入り口なんですよ。
というのは、車のナビを頼りにR168号線を南下してくると、ナビは何にもない道の真ん中で「こっちやで!」って右折して山の方に上がる道を示すんですよ。「熊野本宮大社」ってR168号沿いとちがうの?
ま、私の阿呆なカンより、文明の利器を頼りに細い道を上がっていくと、いきなり住宅団地。で、住宅団地を抜けるとまた細い細い道。離合できないよ。
「およそ700m先、目的地付近です。終了!」ってなもんで、連れて行かれたのが、裏側の入り口。小さな駐車場もあったのでまぁ、ええか。
正面の入り口付近には、大きな無料駐車場やお土産屋さんの無料駐車場もあって、駐車場に困ることはないようです。みなさんR168号を走りましょう。
鳥居の横に案内板が立ってます。やっぱり現在地は本殿の裏側ですね。
ということで、本殿に向かって歩きます。
と、社務所の前で目に止まったのが、真っ黒な郵便ポスト。ポストに書いてあるように「八咫烏(やたがらす)ポスト」ということで、真っ黒に塗られているそうです。
烏が緑なのが解せないんですけど。
絵馬も特徴的ですね。「八咫烏」とその3本の脚を思わせる図案になっています。
幟も「八咫烏」。目がかわいくて愛嬌がありますね。京都市内の烏とは似ても付きません。
「拝殿」です。「拝殿」からして立派ですね。
どっしりとした風格があります。さすが総本山。
彫刻や飾りもきれいです。苦労して「熊野古道」を歩いてきた参拝人にとってはほんとにありがたい美しさでしょう。
拝殿の向こう側には、けっこう大きな本殿があります。
ささ、お詣りさせていただきましょう。
「拝殿」の中もきれいです。
私は徒歩ではありませんが、それでも遠い行程をやってきました。京都にある熊野神社には何回も参拝していますが、本宮神社に参拝するのは今回が初めてです。
で、この後、「本殿」の」方に進むのですが、中の門をくぐった中は写真撮影禁止です。とっても残念なんですけど、しきたりはしきたり。
感想だけではありますが、本殿エリアはとっても厳かな雰囲気でさすがは熊野の「神域」という印象を受けます。第一殿から第四殿までが並んで鎮座しており、ゆったりとしたなかで神々に相まみえることができる場所です。ぜひとも参詣されて、ご自身の目でみて、また肌で感じてほしい神社です。
さて、写真が撮れるものを紹介しましょう。
拝殿横の「大黒石」です。この石に触ると金運が上昇するそうです。ナデナデ...
反対側には「亀石」があります。この石に触ると長寿になるそうです。ナデナデ...
言わずと知れた「八咫烏」。
徐々に、表の鳥居の方に近づいています。
手水鉢があります。
拝殿のある境内から、石段を下りてきました。
で、こちらが正面玄関になる、R168号沿いの鳥居です。
通常の参拝経路とは反対になりましたが、無事「熊野本宮神社」に参拝できました。今回の旅行の目的がまた一つ達成できましたよ。
さて、この次は「大斎原(おおゆのはら)」にお参りしましょう。日本一の大鳥居です。
【番外編 和歌山 熊野本宮大社 大斎原】に続く。
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アクセス
- 国道168号線沿い 奈良県五條市から車で2時間弱、和歌山県新宮市から車で1時間程度