京都バスケットボール発祥の地

街角に違和感

さて、久しぶりに京都のことを書きます。番外編続きで「京都」がどっかに行ってしまっていたのですが、やっと復活です。

今回は三条通りにあるモニュメントです。

場所は三条通りの柳馬場(やなぎのばんば)角です。ちょうど「YMCA京都」の角ですよ。

前置きは置いといて、さっそく行ってみます。

バスケットボール発祥の地 No2

三条通りを西の方から歩いてきました。柳馬場通りが交差する交差点です。YMCAの看板が見えますね。今回のお目当てはその大きな看板の下にあります。え、見にくいですか。

バスケットボール発祥の地 No3

ちょっと拡大。何やら反り繰り返った台の上に、ま~るいものが見えますね。

バスケットボール発祥の地 No5

正面から。敷地の角の一番先っぽです。本当ならば、レンガ塀が敷地の角まであったであろうところですが、斜めに角落としされて、何やら街角では違和感を抱くようなモニュメントがあります。

バスケットボール発祥の地 No6

これです。真正面から撮ると台座の御影石に私が移ってしまい不細工なので少し斜めから撮っています。

バスケットボール発祥の地 No4

「100th」とボールに刻まれています。銘板の字がちょっと見にくいですが

1915年 京都YMCA

佐藤金一氏とF・H・ブラウン氏によってバスケットボールに歴史がこの地で始まる

と刻まれています。

ここは大正4年(1915年)に日本で初めて「籠球(ろうきゅう:バスケットボール)」チームが誕生した場所です。「籃球(らんきゅう)」とも言いますね。「京都一中(現:洛北高)」教諭の「佐藤金一」氏が、留学先のアメリカで学んだ技術をこのYMCAの地か体育館で若者たちに教えたのが始まりだそうです。そのご、「京都籃球協会」が発足し「三高(現:京都大学)」、「京都師範学校(現:京都教育大学)」、「同志社大学」などでバスケットボール部が創設されて徐々に盛んになって行きます。

来年のオリンピックでは男子バスケットボールに日本が出場するようなので楽しみですね。

アクセス

  • 京都市バス「堺町御池」下車、徒歩5分

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