日本最古の再建城
すんません。また番外編です。京都市内もうろついているので写真がたまってきてるんですけどなかなか紹介できませんね。
先日の9月21日(土)に岐阜県の「郡上(ぐじょう)市」に行ってきました。せっかくですから報告しますね。
当日は傘こそ使わなかったものの、時々ぽつぽつと雨が落ちてくる曇り空でした。台風17号の影響とかで、九州や中国地方には雲がかかり、天気予報では「郡上市」辺りも、時間によっては雨が降るとのことなので、ちょっと心配していたのですが、おかげさまで雨には会わず気持ちのいい観光ができました。曇天なので写真の鮮度が低いですがご了承ください。
さて、自宅近くの高速道路に乗ったのが午前6時50分。3連休の始まりとあって、普通の土曜日よりは交通量は多いようです。でも渋滞にも合わずに、名神高速道路⇒東海北陸自動車道と乗り継ぎ、休憩は十分とったのですが午前10時には「郡上八幡IC」につきました。
まずは、城下町である「郡上八幡」の中心となる「郡上八幡城」を訪れます。「郡上八幡城」は「郡上八幡」の街にせり出したような形になっている山の上にある山城です。車で城のすぐそばまで上がれるのですが、上り下りは各々一方通行の狭い道です。ほんでもって、上りは深い九十九折の道なので、大きい車は繰り返しをしないと180度ターンができない所があります。私の車は小さいので難なくするすると登り、駐車場に到着しました。
さて、駐車場から郡上八幡城に歩きます。
といってもすぐ隣なので、高速道路で固まった筋肉をほぐすにはちょうどいい運動ですね。
すぐ上が「郡上八幡城」です。苔むした石垣が良いですね。
「郡上八幡城」の入場券にはセット券がいろいろとあります。
山の上なので生い茂った緑がきれいです。
周囲の高い山は雲に隠れて見えません。ちょっと残念です。
郡上八幡の街並みです。
さて、お城の真下まで来ましたよ。写真の撮影スポットと書かれたところから撮りました。
石段を上がれば入り口です。
「郡上八幡城 沿革」の駒札です。現在の天守は昭和8年に再建したものだそうです。再建城の中では日本最古のものだそうですよ。
街並みが一段と良く見えてきました。後で巡りますよ。
入場門まで来ました。
思ったより大きかったです。
ゆっくりと見学させていただきます。
この籠は殿様用ではなくて医者か有力者が使ったものだそうです。
歴代城主となった家の幟です。
城と城下町の絵。
甲冑が展示されています。
後で城下町をめぐりますが、古いものがたくさん残っています。
屏風絵。ゴージャスな色です。
さて、上階に上がります。
階段途中にあった宣伝。紅葉シーズンが訪問には良いようです。お城の周りにはもみじがいっぱい植えられています。
けっこう人がいるでしょ。バスは下の城下町にしか駐車できないので、バス観光の人は歩いて上がってきます。バス観光は外人さんが多いですね。
川沿いに細長く続く城下町。
再建城なので、中は見通しが良いようになっていますね。
雲が無かったら山がきれいなんでしょうね。
団体さんがいなくなったので静かになりましたよ。
窓から入ってくる風が心地いいです。
最上階に上がります。
景色が一段と良くなりました。やっぱり高いところは良いでsね。
とっても古そうな金具。こんなにばっかり反応してしまいます。
最上階に展示されている「日本一」。
安政3年(1856年)江戸下屋敷にある槙の木が倒れたので薪にしようところ中から「日本一」の文字が現れました。それを見た当時の藩主である「青山幸哉」は吉兆だということで麓の「積翠神社」に祀ったそうです。
ちょっと信じられませんが、確かに「日本一」とあります。
天気は徐々に回復しています。
山も少しずつ見えるようになってきました。
では階下に降りましょう。
もう一階おります。
出口です。
先ほど見ていた中庭に降りました。
さて、場外に出てもう一度お城を見上げます。
なにか、2つの石が祀られていますね。
寛文7年(1667年)、白の修繕のときに「作兵衛」が城下の河原から背負って運び上げたと言われる力石。
神社も祀られていますが詳細はわかりません。
立体的な剪定ですね。
さて、お城から下の城下m地の方に移動しましょう。
石垣が続きます。
こんな道を上ってくるんですよ。
降りるのは簡単なんですけど、また登らないといけないんですね。ま、そんなことは考えていても仕方がないので、下まで降りて「郡上八幡」の城下町を散策しましょう。
アクセス
- 東海北陸自動車道「郡上八幡IC」より車で20分程度