地下探検!レッツゴー!
関市から郡上市に戻ってきたのですが、今度は城下町ではなく、城下町からは南東方向の山の中にある「大滝鍾乳洞」を訪れます。
郡上市の中心部からでしたら、長良川沿いにR256号線を南下して県道328号線を東進すると良いようですが、へそ曲がりな私は中心部からR256号線を東進して、九十九折の山の中から行きました。というのも、昔90㏄のカブで奥飛騨まで一泊旅行で行ったときに友人と走った懐かしい道だったからです。20数年がたちましたが、峠道は当時の印象とあまり変わらず、とても懐かしい気分に浸れました。
もうすぐ峠の頂上というところから県道328号線に入り、大滝鍾乳洞に向かいます。
ナビがあるので、まぁ、間違うことはないでしょう。
駐車場に車を停めて、入場券を買ったら、さて、探検の始まりです。
パチンコの交換所のような窓口で入場券を買って入り口に向かいます。
「大滝鍾乳洞」の案内図です。「所用時間30分」とありますが、じっくり見ているともっと時間はかかります。「トイレのご用はおすみですか」、当然鍾乳洞内にはトイレがありませんので券売所のよこのトイレで用を足しておきましょう。
観音様がいらっしゃいます。
なんかよくわからない看板。集合写真用ですかね。
「鍾乳洞入口」とありますが、ホントの入り口はもっと上なんです。「フズリナ」の化石があります。
じゃ~ん! このケーブルカー(?)で鍾乳洞の入り口まで行きます。とってもかわいいケーブルカーです。
前に座っている人越しに到着駅が見えています。
椅子はこんなんです。おお、発車しましたよ。
振り返った出発駅です。このケーブルカーは登り専用です。帰りは徒歩でおります。
結構な勾配ですね。
ぶっとい軌道敷。
反対側のカーとすれ違いました。
到着です。この距離を上ってきました。短い距離ですが、わくわくモノのケーブルカーです。入場料の半分ぐらいはこのケーブルカーの維持の為ではないでしょうか。
名残惜しいですが、鍾乳洞に向かいましょう。
「大滝鍾乳洞」の入り口にある案内書きです。
さ、入り口に来ましたよ。あんまり華やかさはないですね。質素な印象です。
最初は人工的なコンクリート壁のトンネルです。何人かのお客さんと一緒だったんですけど、みんなスタスタと行ってしまいました。
やっと、石の壁面が出てきましたよ。
ロープが張ってあって行き止まりになってますが、奈落の底へ降りるような横道があります。当然中は真っ暗で、どんなになっているかわかりません。
「大滝鍾乳洞」の中は、見どころの部分にプレートが付けられています。
やっと鍾乳洞らしくなってきました。
真上の天井を見上げるとこんな感じです。けっこうな高さがありますよ。
ま、停電することもありますわな。私が出るまで停電しないでね。
なんかね、通路が映画のセットみたいなんです。こんなとこ歩くの?というぐらいとってつけたような通路。お世辞にも完全な整備とは言えない、冒険心をくすぐる出来栄えですね。
これこそ鍾乳洞。
天井からツララのように伸びている鍾乳石。
鍾乳石が1㎝伸びるのに100年かかるそうですよ。何万年もの間、真っ暗な中で密かに伸び続けていたんですね。
初めてここに入った人はどんな風に思ったんでしょうね。
緩やかな間隔でぽたぽたと水がしたたり落ちてきます。
壁面もこのような鍾乳石で覆われています。
名称がつけられている見どころの部分には、いたずら除けの金網があるんですけど、そうするとコンデジでは金網に焦点が合ってしまって、写真が撮りづらいです。
金網の隙間から撮れればこんな感じで写真になります。
蛍光灯のような照明が多いですね。少し色を付けてライトアップしてもインスタ映えするんではないでしょうか。集客につながるかと思うんですけど。
「大滝鍾乳洞」の名称の元となった「大滝」です。一枚の画像には収まり切りません。これは上部の流れ落ちだしているところです。
下の滝つぼ部分です。亀さんがいますよ。
高さは30mほどあるそうです。水源から4㎞ほど流れてきて多岐になっているそうです。
けっこう見ごたえがあります。夏来るととても涼しいでしょうね。
瀧の横にはお不動さん。信仰の対象になるんでしょうね。
不老長寿の「御神水」です。
せっかくですからいただきました。できれば健康で過ごせますように。
今度は階段を上って少し上がっていきます。滝を見下ろしています。
インディージョーンズみたいになってきましたよ。
すんごく細い通路を階段で降りていきます。
周りには、名前は付けられていないのですが、たくさんの鍾乳石があります。
光が届かない奥の方まで続いています。
今度は上り。
と思ったら、また下り。いろいろな鍾乳石を見ながら進みます。ちなみに私の足先が写ってます。
インディージョーンズというよりも、地下の秘密基地みたいになってきました。
お、出口が近いのか? と思ったんですけど、出口の方向を示しているだけで、ここからも距離は相当ありました。
少し岩の組成が変わって来たようです。
これはこれできれいですね。
「渦の扉」と命名されています。細長い鍾乳石よりも模様になったり、層になったりしているものが多くなってきました。
お、そろそろ出口ですね。どん突きにドアが見えます。
出口に到着しました。
外へ出ましたよ。
外はいきなり山深い森林の中。
右手を見ると、先ほどのケーブルの軌道敷がありました。
上野駅が見えます。Uの字を書くようにぐるっと一周してきたんですね。
森林の中を下山します。斜面は急こう配です。
下の駅が見えてきました。と、出発のようです。
以外と音もせず、スルスルと上がっていきます。でも、なんか前後がすとんと切れている車体は違和感がありますね。建物が移動しているみたいですよ。
下に降りてくると「諏訪神社」がありました。
せっかくですからお詣りしましょう。
駐車場横には釣堀があり、\300-で釣竿を貸してくれるそうです。釣れた魚を焼いてくれるところもあります。
アユなのかな。魚はよくわかりません。
ということで、午後の訪問地第2弾は「大滝鍾乳洞」をめぐりました。ゆっくり見ていたので1時間と少々時間がかかりました。鍾乳洞を見たのは秋芳洞以来ですけど、やっぱりわくわくして面白いですね。
この後は、郡上八幡の城下町に戻って、「郡上八幡駅」を見てから夕ご飯を食べて帰路につきます。
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アクセス
- 東海北陸自動車道「郡上八幡IC」から車で15分ほど