番外編 九州 大分県 その1 九重”夢”大吊橋・湯布院

九重”夢”大吊橋

熊本県では阿蘇近辺を回りました。今度はまた北の方に向かい大分県に突入です。番外編もとうとう第7弾になってしまいました。

今回の旅行では、ここまで「自然」に関するところばかりでしたが、ここらで一発「人工」に関する観光地を訪れましょう。

で、大分県の観光に関する人工物といえばこれではないでしょうか。「九重”夢”大吊橋」です。

まずは行ってみましょうか。

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「高森町」から「九重町」までは、昨日通った県道40号線をひた走って向かいます。で、駐車場に着きました。到着が午後4時です。残念ながら少し曇っています。

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駐車場から見えてますよ。

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今からここを渡ります。

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カメラの望遠で見ると、厚めの上着を着ている人が多そうです。温かくしていきましょう。今のところ雨は降っていませんが、橋の上では「傘」は禁止です。風ですぐに飛んでいきます。

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入場券を買って、ゲートに向かいます。

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「中村ゲート」から入ります。こちら側の駐車場が観光のメインですね。反対側の「北方ゲート」にも駐車場はありますが、少し規模は小さいです。

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黄色のジャンパーを着た人たちが係員さんです。橋上にも何人かの方々が、危険なことがないか見回っておられます。

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写真を無料で撮りますと...写真屋さん頑張ってます。でも現像すると当然有料ですわな。

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もうじき橋です。そろそろ夕方なので、戻ってくる人の方が多いですね。

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正式名称も「九重”夢”大吊橋」で「”」がついているのがミソですね。

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きれいに紅葉しているもみじ。この辺りは紅葉の名所なので、ここに来るまでの道も紅葉時期には混雑するそうです。でも、バイパスができたのでそちらを通ると結構スムーズに来られるとか。

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「九重”夢”大吊橋」の概要図です。2006年10月30日に開通したそうで、高さ173m(水面より)、長さ390mで、改行当時は歩行者専用橋としては日本一の長さ及び高さだったそうです。長さについては2015年に開通した箱根西麓の「三島大吊橋(三島スカイウォーク:400m)」に負けてしまいましたが、高さでは依然として日本一の吊橋です。幅員は1.5mで、大人1,800人の荷重に耐えるように設計されています。

173m...楽しみですけど...まぁ、ね。

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さすがにでかいですね。

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橋の手前の広場から。

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地震、起きませんよね。小心者なので橋を渡る前にはいつも心配になります。

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ま、何とか雨も降らずに済みそうですね。

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ここから川面は見えませんが、筑後川水系玖珠川支流の一級河川「鳴子川」です。なんやかんやともったいぶって、橋の方になかなか歩みを進められていませんが、やっぱりちょっと怖いんですよ、実際のとこ。

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意を決して、行ってみましょう。

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ここからが正式な橋です。

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幅員1.5mなので、すれ違いは十分にできます。自分が歩いたからと言って、いつぞやの「谷瀬の吊橋」のようにゆらゆら揺れることもありません。内心ほっとしています。

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「鳴子川渓谷」です。そろそろ黄色く色づいている木が出てきましたね。紅葉時にはとてもきれいになるそうですよ。

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有名な「震動の滝」です。落差が83mあるそうです。

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橋の上から真下を見ても、まだそんなに怖くありません。(強がり)

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切り立った渓谷なんですけども、上から下まで木々に埋め尽くされています。ほぼ岩肌が見えません。

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下を見ると「鳴子川」の川面が見えました。

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下の方には少し紅葉しかかっている木も見えます。良い時に訪れました。

番外編_九州_大分県_九重夢大吊橋_湯布院 No27高原地なので、11月の初旬から中旬辺りが紅葉の時期ではないでしょうか。

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「震動の滝」の正面まで来ましたよ。

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望遠するとよくわかりますが、すんごい滝です。

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ほぼ川面の真上に来ましたよ。水面から173mにいるんですね。

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橋の真ん中のようです。「中央地点からの展望」と書かれています。

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高さの比較。ゴジラ100m。ピラミッド146m。ここが173m。なんか、ピラミッドって結構な高さなんですね。ちょっとびっくり。

ほんでもって...

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今まで、橋の床面を見まい見まいとして、ここまで来ましたが...橋の床面の真ん中あたりがグレーチングになっていて、下が見えるんですよね。悪趣味ですよ。心臓に悪いですよ。

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ほれ、この通り。

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拡大すると。   173mです。 うっほ~。

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もう床面を見てられません。上見て歩こ。

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反対側の「北方ゲート」の方に渡り切りました。お約束の、地面ぎりぎりアングル。

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「北方ゲート」側の展望所から。

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「震動の滝」もまた違った風に見えますね。

さて、そろそろ戻りましょうか。当然、橋を渡らないと戻れません。

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できるだけ上見て渡ります。

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帰りは一目散。

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戻り切りました。

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橋の吊ロープって鋼鉄製ですけど、根元は割りピンとボルト止めなんですね。ま、割りピン取っても、ボルトは簡単には回せないでしょうけど。

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ということで、内心ドキドキもので「九重”夢”大吊橋」を渡り切りました。それも往復。自分褒めてあげたい。

この「九重”夢”大吊橋」の入場者は、平成18年(2006年)、開通9日後に10万人を超え、開通からわずか24日後に年間目標の30万人を達成しています。その後、翌2007年4月10日には100万人を突破し記念セレモニーが行われたました。同年9月16日には200万人、2008年4月4日には300万人を達成。これってすごいですよね。開業3,781日目の2017年3月1日にはなんと、1000万人達成です。これにともなって、入場料収入も順調に拡大しで、総事業費約20億円のうち、7億3000万円の地域再生事業債は、予定より8年も早く、開通から2年で完済しています。

この大吊橋を建設する発端となったのが、昭和31年(1956年)に地元商店会の会員が「谷に橋をかけりゃ滝も紅葉もきれいに見えるぞ」と発言したことだそうです。当時は「寝ぼけている」とか「資金はどうするのだ」とか、否定的な意見ばかりだったそうですが、平成5年(1993年)にこの案は町の観光振興計画に盛り込まれ、徐々に現実味を帯びてきます。橋の名前は、この様な長年の「夢」のような話から「“夢”」を冠して名付けられました。

これにより九重町では、これまで未就学児に限っていた医療費助成の対象を収益の一部を使って小中学生にも拡大しています。町興し大成功ですね。そして、イメージキャラクター「ドリームバーガーくん」で「九重“夢”バーガー」を発売しています。販売店は九重町の認定を受けての営業になり、現在8店舗が営業しています。今回は時間がなくて食べられませんでしたが、非常に気になっています。

現在は観光客の町内での滞在時間が短いため、滞在型の観光地にしていくことが課題だそうです。でも、ここまでのことができたので、滞在型としての観光地開発も徐々に発展できるでしょう。

こういう”夢”がある観光地開発っていいですね。さて、そろそろ日没が近くなってきたので、今夜のお宿に向かいましょう。「九重”夢”大吊橋」からそんなに遠くない「湯布院」に泊まります。ではまた、ナビのお世話になってレッツゴー。

湯布院 小鳥のたより

ナビは県道40号線を走らせた後、大分自動車道の「九重IC」から高速に乗れといいます。一区間だけだし、道も空いてるので国道210号線から行きます。峠を一つ越えると、先ほど少し走った「やまなみハイウェイ」と合流し、「湯布院IC」が見えてきます。「湯布院IC」前の「道の駅ゆふいん」で停まって、売店を物色。地元産の飲むヨーグルトを見つけたので、ベンチでゆっくりいただきます。

今日は由布院観光はしないので、湯布院の観光メインストリートには行かず、県道216号線号線を走ってお宿に行きます。

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九州旅行2日目のお宿は、ここ「小鳥のたより」さんです。湯布院の街中からちょっと山手の方なんですけど、街の散策は明日3日目の予定なので気になりません。県道216号線からは県道617号線に入って車で3分ほどです。

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ちょっと、おっさんが泊まるにはメルヘンチック?なお宿ですね。ホテル形式ではなくて、建物が離れた貸別荘みたいな感じです。

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お部屋はそんなに広くはないんですけど、収納も十分にあるので不自由はありません。

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ま、私は部屋では何にもすることがないので、TV見て寝るだけですから、これで十分です。お部屋はこんなもんですが、洗面所とトイレは広いです。これの方がありがたいですね。ゆったりとした部屋で、イスに座りながら洗面やお化粧ができますよ。写真撮ったんですけど、正面の鏡にでかでかと自分が写ったのでご勘弁を...

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ほんでもって、お部屋のは露天風呂がついているんですよ。これが目的で泊まったようなものです。温泉の大浴場もありますよ。

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これが楽しみ。

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洗顔用のお湯も沸いてます。

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こっちが大浴場です。24時間OK。食前に一っ風呂、浴びました。

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真ん中の広場には、ごっつい温室があって、中で野菜が栽培されていました。

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その反対側がレストランで、ここでお食事をいただきます。

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今夜のお食事のお品書きです。

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なんかけっこういっぱいありますね。

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後から豊後牛の「ビーフカツ」も出てきました。今回の旅はお肉、大当たりですね。

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「くっついていたいね いつまでも」

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炊き込みご飯とお味噌汁、そしてお漬物。もうお腹いっぱいです。

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最期にデザートのプリンとおいしいコーヒーが出てきました。

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食後に温室に入ってみましたよ。さっき食べた野菜ここで作ってるのかな。

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レストラン前のこの椅子、実は「足湯」になっているんです。足湯以外にも、斜めになった背もたれがお湯を循環させているのか、ほんわかと暖かいのがあって、寝そべっていると至福の時間が訪れます。

で、しばらく うとうとした後、お部屋に帰って露天風呂でのんびり。ああ、湯布院来てよかった、と大満足の夜でした。

朝は目覚め快適、旅行3日目ですがまだまだ疲労を感じません。

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朝ごはんもいっぱいあって食べきれないぐらいです。牛乳やコーヒー、オレンジジュースもお替り自由で朝から満腹、おなかが重たいです。

実は、朝ごはんをいただく前に、早起きして一仕事、いや二仕事こなしてきました。朝食が早くても八時からだとのことで、6時から車で「湯布院」郊外を探索です。なんせ、いつもは4時起きなので遅くとも5時には目が覚めています。さてさて、どこをめぐったかは次回のBlogで。

↓番外編 九州 大分県 その2 狭霧台・宇奈岐日女神社(次の記事です。)

狭霧台 旅行3日目、湯布院の朝は曇り空。朝一番から、雲海が見られるという「狭霧台」を目指します。 宿の外に出た瞬間、曇り空が見えて、...

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アクセス

  • 「九重夢大吊橋」・・・大分自動車道「九重IC」より車で25分ほど

  • 「お宿 小鳥のたより」・・・JR久大本線「由布院駅」より車で5分程度

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