たなぼた
またまた岐阜県に旅行に行くことになった。お金がないので1泊のみ。
で、行く先は「中津川市」。
「中津川」と聞いて、ピンとくるのは「馬籠宿」か。みなさん、他にどこか有名どころは思い浮かびますか?
学生の頃、バイクに乗ってうろうろすることが多く信州にもよく行きました。高速に乗って行くと、「中津川IC」を過ぎると「恵那山トンネル」があって、通行料金がいっぺんに跳ね上がるので貧乏な私は「中津川IC」で降りて19号線や256号線をひた走るということが多かったです。なので「中津川」の人には申し訳ないですけど、目的地までの通過点でしかなく、わざわざ観光に立ち寄るということがありませんでした。
「馬籠宿」、昔から有名な観光地やんけ? って言われそうですが、まだ若かったのであんまり興味がわくでもなく、どっちかというと19号線を北上し「藪原」から「奈川渡ダム」に出て、乗鞍スカイラインの頂上まで行って京都まで帰ってくるという、ただひたすら走り回るツーリングばかりでした。朝7時ごろに出ると夕方7時ごろに帰ってこられるという、ちょうどよい1日コースなのでよく走りに行ったもんです。1日1000㎞ほど走らないと気が済まない若者にとってみれば「馬籠? なにそれ?」てな感じでした。
ところが、年を取ると、さすがに嗜好ががらりと変わって、「中山道、いいなぁ。歩いてみたいなぁ。写真撮りたいなぁ。紅葉の頃なんかバッチリやなぁ。馬籠と妻籠、近いやんけ。これ行ってみたろ。やっぱり日本には古きよきものが残っていて最高やな。」
ま、人間て独りよがりやし、自分勝手ですわな。
で、今さらながら「中津川」について調べてみると、「馬籠宿」以外にも「落合宿」「中津川宿」、「苗木城」や「付知峡」,「夕森高原」と言ったスポットが観光協会のホームページに載ってました。ま、1泊なんでこんなにたくさんのスポットは回り切れないかもしれませんね。
そんなことを想いながら、観光協会のホームページで一番気になったのが「富士見台高原」。
標高1,739mの笹におおわれた美しい山。それが岐阜県中津川市にある富士見台高原です。 山の中腹まで車で行ける手軽さ、そして絶景に、山ガールにも人気のスポットです。
これは是非とも行かねばなりません。
神坂峠
さて、「富士見台高原」について調べてみると、どうも長野県側の「阿智村」から「ヘブンスそのはら(スキー場)」の「富士見台高原ロープーウェイ」で一瞬にして登れることがわかりました。
こりゃ、簡単やわい。と思って「ヘブンスそのはら」のホームページを見ると
ヘブンスそのはら秋の営業は、
11月24日(日)をもちまして、終了となります。
皆様のご来場、誠にありがとうございました。
行くのは11月29日(金)。がっくし。
一瞬途方に暮れたのですが、捨てる神あれば拾う神あり、とは言ったもので「中津川」から「林道大谷霧ヶ原線」を登っていけば、「神坂(みさか)峠」の頂上まで車で行けるとのこと。加えて、宿泊する「ホテル花更紗」の前の道を山側に登っていけばいいだけのこと。なんか呼ばれてますね。これは行かねば。
今度は「林道大谷霧ヶ原線」について調べてみると、「中津川市」のホームページでは、
林道(大谷霧ヶ原線、源根線)の冬季通行止めについて
恵那山・富士見台高原(神坂(みさか)峠) へ通じる林道大谷霧ヶ原線、及び根の上高原へ通じる林道源根線については、積雪・凍結のため冬季通行止めとなります。
★通行止 区間
林道大谷霧ヶ原線 【強清水~萬岳荘】
★通行止 期間
例年12月ごろ~4月ごろ 林道 大谷霧ヶ原線
これはもしかして千載一遇のチャンスなのか、ここへ来なさいと呼ばれているのか、11月最後の週末は「神坂峠」「富士見台高原」で決まりです。「神坂峠祭祀遺跡」の神様が呼んでくれているような気がします。
11月29日(金) 一日中快晴!
うっきうきで、朝5時過ぎに家を出発しました。まだ日の出前ですが、るんるんで高速道路を走ります。京都市内で朝焼け空に代わり、滋賀県で日の出を拝めました。
朝早いので渋滞にも会わず、「一宮」辺りもスムーズに通過して、午前8時ごろには「中津川IC」で中央自動車道を下りました。「中津川」市内はちょうど通勤時間帯なのか車が多かったのですが、R19号線を離れると車はほとんど走っていませんでしたよ。
8時半には「神坂地区」の林道入口に着きました。上の画像のようにここから「神坂峠」の駐車場までは13㎞。30分程度で到着します。
さて、「冷川」にかかるこの橋を越えて出発です。
少し行くと、真っ赤な紅葉が。
京都の紅葉よりも数日進んでいる感じですね。
とってもきれいです。もう2,3日で全部散ってしまいそうですよ。
これより高度が上がっていくので、紅葉の限界ですね。
散紅葉も見事。
こっちに来てこんなにきれいな紅葉を拝めるとは思ってもみませんでしたよ。
つーことで、山道を登ること30分弱で「神坂峠駐車場」に到着です。林道とはいえ全線舗装路で、幅の広めの1車線道路ですから、そんなに困ることもありません。でも、わだちが大きくなっていたり、アスファルトがめくれて穴になっているところがあるので、たまに車の腹をこすります。気を付けて。
「神坂峠駐車場」です。車数台の駐車スペースです。行楽シーズンにはいっぱいになるそうです。当日は私を含めて5台の駐車がありました。岐阜や名古屋のナンバーばかりで京都は私一人。ま、当然でしょうな。こんなシーズンオフの高原を歩くもの好きは なかなかいないでしょう。
駐車場から見た「南アルプス」方面。よく見えています。さすが標高1600m、車で上がったとはいえ、高いところにきたもんだ。
まずね、この天気。快晴。どピーカン。全天ほぼ雲なし。こんなに恵まれた条件はなかなかないでしょう。
さて、「富士見台」めざして歩きだします。一応、山の装備に着替えて万全を期しての散策です。
10分も歩かぬうちに「萬岳荘(ばんがくそう)」まで来ました。開設は11月中旬までで、冬季は避難室に泊まるそうです。
「萬岳荘登山口」の案内書きです。
「萬岳荘」の裏手は一面の笹原です。
さて、登山道に踏み入れます。はじめの一歩!
俗に言う、森林限界というやつなのでしょうかね。ここから上はほぼ笹だけです。
こっから下には緑の木々が生い茂っていますね。
「萬岳荘」の裏手から「神坂山」に行けるそうですが、笹が生い茂っていて、分け入ることは難しそうなのでパス。上の画像の真ん中の山です。
少し上ってきたのですが、いっぺんに遠くの山が見えだしました。こりゃ面白いぞ。
確かに高原地に来たという感じですね。夏に来ると気持ちいいでしょうな。
どんどんと遠くの山が見えてきます。
向こうの方は風があって雲が出ていますが、こちらはほぼ雲がありません。ラッキー。
見ていると、ちょっと怖い感じがする笹の野原。
登山道は長い霜柱がニョキニョキ。長いやつは5,6㎝あります。
笹の葉っぱもよく見ると、霜が降りたようになっていますね。夜間はとっても寒いのでしょう。
夏に来ると、高原地で避暑気分なのでしょうけど、初冬なので風が吹くととても寒いです。
「萬岳荘」裏の「神坂山」頂上が見えていきました。山というよりは高原地の丘といった感じですね。
分かれ道に出ました。ちょっとした峠の頂上といった感じです。どうですか、この解放感。
登ってきたところの真正面から「中津川」の市街がよく見えますよ。これはすごい!とっても遠くの方の山まで見えます。もしかすると、「伊吹山」かなと思わせるような山も見えるのですが...
左手は小高い山。この山の南側を通ると、先ほどの駐車場まで戻れます。帰りはこちらを通りましょう。
こっちを見てびっくり!中央アルプスの山々が雪を被って見えているではありませんか!こんなきれいな景色がみられるとは露ほども思いませんでしたよ。
もう、最高!久しぶりに超興奮です。夏にはなかなか見られない光景ですよね。
頑張って「富士見台」まで登りましょう。
分かれ道から少し歩くと「WC」と木の看板が出ています。
ここは「神坂小屋」と呼ばれるところです。気がせくので後で寄ることにして先を急ぎます。
近くの山の上には避雷針。小屋に落ちないようにしているのでしょうね。
どうですか、この景色。私にとってはこれこそ「絶景」ですよ。
もうね、こんな美しい雪山、自分の目で見たことないです。
私がいるところよりも低い山ですが、雪が被ってますね。山の稜線が白くなっています。
さて、「富士見台」までの道を急ぎます。
徐々に高度が上がり、中央アルプスの表情も少しずつ変わっていきます。
雲がね、どんどんと流れていて幻想的です。
じっと見ていて飽きません。今、向こうの雲と同じような高さにいるんですよね。
あっちもいい天気なんでしょうね。山に登っている人もいることでしょう。雪山って魅力的ですね。私は体力も技術もないので無理ですけど。
今度は北の方の景色がすごいですよ。真正面は「御嶽山」でその右隣が「穂高連峰」です!
こんなすごいところだったんですね。来てみてびっくりです。
おお、あこがたぶん「富士見台」でしょう。もう少しです。
だんだん近づいてきたんですけど...
...また、「中津川」方面がとんでもなく絶景です。写真撮ってばかりでなかなか前に進みません。この写真ではわかりにくいんですけど、山のふもとが紅葉で赤くなっていてとてもきれいなんですよ。
だれか、石の上に何か掘ってるの? それとも何かの標識?
「御嶽山」が一段と良く見えてきました。
「富士見台」ももう射程距離です。
とうとう、「富士見台」の山頂標識が見えました。
このパノラマはすごいです。
おお、これは絶景。
やっときた! 富士見台! いつもながら、どこに行っても人に会いません。今日も貸し切り状態ですよ。
周りに木がないので、360度、絶景です。わ~い!標高1,739mです。よく登る「比叡山」や「愛宕山」の倍ほどの高さですね。
下を見るとね、「中央自動車道」が走っているでしょ。で、向こうからこっちに走ってくると道路が途切れているでしょ。で、画像の下のところで見えなくなっているのは「恵那山トンネル」なんですよ。
んでね、実は私が今立っている「富士見台」は恵那山トンネルの真上にあって、登り車線と下り車線のちょうど真ん中!というなんとも面白いところにあるんですね。(上の画像の青印)
この下、走ってるんやな。と思いながら見る中津川の風景。また何か違った風に見えてきます。
「御嶽山」と「穂高連峰」、雄大です。
中央アルプスの北の端にあたる部分です。
ここ2,3日の冷え込みで積雪になったのでしょう。
今までは、あまり雪の話題は出てませんでしたので、雪山がきれいに見えて良かったです。
「恵那山トンネル」の向こう側、多分上田市や飯田市の方向でしょう。
今日の予報では「富士見台」の最高気温は「-4℃」。最低気温は「-8℃」ですので、現在、温かく見積もっても「-6℃」ぐらいでしょうか。風が吹くと寒く感じますが、そんなに風も吹かないので過ごしやすいです。ほんでもって冬のハイキング装備なので、歩いていると汗をかくので調節が難しいですね。
南東方向です。「富士見台」とは言いますが「富士山」は見えません。
さて、10時になりましたので、第2回目(3回目かな?)の朝食です。「恵那峡サービスエリア」で買ったパンをいただきましょう。(ミルクフランスは家から持ってきたパンですよ。)
「カワセミベーカリー」さんの「カワセミ特製カツサンド」、「老舗ふるやの五平ダレ使用!」と書かれています。くるみを使ったタレだそうです。とってもうまかったですよ。肉も分厚くて柔らかいし、文句なしです。これはリピート対象ですね。
ちょっと詳細は忘れましたが、おまめさんなんかが入ったパン。これもグッド。
甘い系も忘れません。名前忘れましたけど。クロワッサン生地の中にクリームたっぷり。
やっぱ、山で食べるパンはサイコー。
さて、満腹になったので、今来た道を引き返します。もしもこのまま、まっすぐ歩いて行ったとしたら、「馬籠峠」まで続いているんですよ。この高原地を歩く心地よさ、この写真で分かっていただけると思います。ほんまにサイコーですよ。右奥の山は「恵那山」です。実は「恵那山トンネル」は「恵那山」そのものを貫通してるのではないんですね。
行きしにも登ったのですがケルンのようになったところがあります。周りとあんまり変わらないような気もしますが、登ってみると、それなりに見晴らしはよいです。
あっちはもっと気温が低いんでしょうね。
このスイスっぽい景色、気に入りましたよ。
最低気温「-8℃」は伊達ではないですね。そら、森林限界にもなるでしょう。そんな中で頑張ってる木には敬服です。
だいぶんと帰ってきました。道の端にある白いモヤモヤは霜柱です。異様に長いですよ。
少し高度が低くなって、落ち着いた景色になってきました。
「神坂小屋」まで戻ってきましたよ。
「休憩室」の方は冬季使用禁止で鍵がかかっています。裏側のトイレも10月末までなので11月から春までは鍵が掛かっています。
こっちは冬でも使える「避難小屋」です。
中はきれいです。
どんどん下りて行きましょう。
分かれ道のところが見えてきました。
分かれ道に到着しました。行きは左の方から来ましたので、帰りは右の道を歩いて駐車場の方に回ります。でも、地図を見ると、真ん中の道も点線がつながっているので、山の頂上を回って右側の道につながっていると思われます。
で、行ってみましょう。わ~い。
行き止まりでした。 戻りましょう、わ~い。
ま、分かれ道まではすぐですし、ここではここなりの、視点の違った写真が撮れたのでよしとしましょうか。
「萬岳荘」裏の「神坂山」と中央アルプス。良い写真じゃないですか。われながら。
ほんとはもう少し場所を移動したかったのですが、登山道からは笹原に入ること禁止です。ロープが張られています。
では、分かれ道から右側の登山道を進みましょう。
笹原の斜面を真っすぐ横切るとても見晴らしがよくて気持ちのいい道です。
日陰を見るとよくわかると思いますが、カチカチに凍ってます。さすがは氷点下。
岩の上のコケも、氷の冠を被っています。
こちら側は「中津川市」方面ばっちりです。今日この後と明日は今見えているところを、うろうろと徘徊する予定です。
自然に負けた木ですが、なんか絵になってますね。
山の南側斜面は北風があまり当たらないのと、日光がよくあたるので木が生えていますよ。
こうなると、普通の山と変わらない印象ですね。
登山道ははっきりしていて道に迷うことはありません。
30分弱歩いたでしょうか、いきなり広いところに出ました。これはもしかして...
間違いありません。「神坂峠祭祀遺跡」です。下の道は最初の駐車場の前のところです。
奈良時代に「中山道」が使われるようになるまでは、ここ「神坂峠」を越えていたそうです。
とてもきつい山行だったので死人が出ることもあり、道中の無事を祈って祭祀が行われるようになったそうです。ここからは、石製模造品(滑石で作った鏡、剣、勾玉など)、須恵器(すえき)、土師器(はじき)、鏡などの多くの遺物が発掘されています。
道に出ました。ちょうど駐車場前です。誰かジャンバーを忘れて行ったようですね。目につくように掛けられていましたが、取りに戻ってくる人はないでしょう。このまま、来年までの冬を越して朽ち果てていくのでしょうか。
駐車場に戻ってきましたが、今、午前11時過ぎです。「神坂峠」の前半戦は終了です。
実は後半戦があるんですよ。
もう一つの富士見台
「神坂峠」についてWebで調べていると、近くに「富士見台」がもう一つあることに気づきました。
これも行ってみましょうか。
「神坂峠」の頂上は三差路になっていて、道なりに登ってくると、左は「神坂峠無料駐車場」や「萬岳荘」、右手は「ヘブンスそのはら展望台」に行く道になっています。
ところが、右側の「ヘブンスそのはら展望台」の方は寸前にゲートがあるので車では行けません。
で、その三差路なんですが...
で~ん、とでっかい案内図があります。
三差路のわきには「恵那山登山口」の看板があります。
国有林ですから「林野庁」の看板も。「黒井沢登山口からウエストン公園まではH23年11月末(予定)までは通行できません。」となんと8年前と思われる張り紙が...
「マウンテンビュー富士見台パノラマコース ヘブンス山頂まで3㎞」とあります。これのことです、もう一つの「富士見台」。
右手の道は車では行けないことをご丁寧にも書いてくれてますね。
さて、三差路を出発して第2の「富士見台」を目指しましょう。
下の道を歩いて行って、直前に山を上がってもいいのですが、パノラマコースを楽しんで歩きましょう。ここは「恵那山」への登山口も兼ねています。
笹と杉やヒノキの林を抜けます。
さすがはパノラマビュー。展望はばっちり。
さっきの道も眼下に並走しています。
中央アルプスもきれいです。第1の「富士見台」とはまた違った顔をみせてくれますね。
向こうから、こっちを見ている人もいるんでしょうかね。
なんかね、道標が見えないんですけど...はげてしまって。
光の加減で読めました。「恵那山 富士見台縦走路 富士見台へ至る」と書かれています。
こっちの木の道標は全然ダメです。
いいですね。この雰囲気。雪山サイコー。パノラマコースを標榜するだけあって、見ごたえのある景色が続きます。
夜間の寒さも相当なようです。
地図によるとそろそろ第2の「富士見台」です。あの上かな。
お、標識が見えてきましたよ。
第2の「富士見台」です。
道標見えません。後ろの山は「恵那山」です。
もう一つ道標があるのですが、こっちもほぼ見えません。この道を進むと「恵那山」に続くようです。
快晴で気持ちがいいです。あまり寒さを感じません。風があまり吹かず、日が当たっているので氷点下でも余裕です。
私がこれから歩く道です。「ヘブンスそのはら」方面です。
「恵那山」に続く道です。恵那山までの道はそんなに険しくないようですが、距離があるので大変のようです。Webでは往復8時間半と書かれていました。
さて、第2の「富士見台」も十分楽しみましたので道を進みます。
下りで少し森になっています。
もう一つ先に頂が見えるのですが、上の画像の左下のように、道が90度左に折れ曲がっています。ほぼ直角に。
折れ曲がっている部分に来ました。真っすぐ方向、もしくは右方向には踏み入った跡が見当たりません。無理やり歩けば根性で行けそうですが、笹の保全のために馬鹿なことはやめておきましょう。
素直に道を下りて行きます。
下の道が見えてきましたよ。
道のわきにある道標。多分「富士見台パノラマビュー」と書かれているのでしょう。
う~ん、これも不明ですね。道沿いにもうすこし「ヘブンスそのはら展望台」方向に歩いて地図に載っている「レクリエーションの森」というところまで行きましょう。
道沿いにはあまり景色の良いところはありませんでしたが、10分ほどで到着です。
何もないカーブの道端です。
「富士見台高原レクリエーションの森」の看板。
中央アルプスですね。きれいです。
先ほどとまた角度が違いますね。
で、ここで休憩。じゃ~ん。中津川と言ったら「栗きんとん」。「恵那峡サービスエリア」で買ってきました。
これね、ほんまに栗だけで作っている感じです。栗のかたまりといった食感ですよ。
さて、ぼちぼちと駐車場に戻りましょうか。
白樺やカラマツの林です。冬らしい景色ですね。
当然車も通らず、快適な道ですよ。
難なく三差路まで戻ってきましたよ。
三差路から少し下ったところもビューポイントです。
「神坂峠」の案内書きがありました。「神坂峠祭祀遺跡」は、ほんとは駐車場側から行くのでななくここから山道を行くんですね。
ということで、駐車場に帰ってきました。ちょうど12時半です。
また、「林道大谷霧ヶ原線」を下って、「中津川」に戻りましょう。下りはけっこうスピードが出がちになりますので気を付けて。対向車とも出会わずに下まで下りました。
最初の橋のところまで下りてきました。
橋のところから見た「中央自動車道」です。このすぐ先で「恵那山トンネル」に突入します。
この真上に行っていたんですよねぇ。車で行けるとはいえ、標高1,700mは値打ちがありました。今季最後の「富士見台」を快晴の下に独占縦走できたので、山ガールには出会いませんでしたが、今回の旅行は大成功と言っても過言ではないでしょう。ここに来るまでは、こんなに素晴らしい体験ができるなんて思ってもみませんでした。ここに呼んでくれた「神坂峠」の神様に感謝です。
さて、おなかが減ってきましたので、「馬籠宿」に行ってお昼をいただきましょうか。ここからは数㎞の距離なので、時間はそれほどかかりません。ここからは、普通の観光になります。
次の記事↓(番外編 岐阜 その2 馬籠宿・妻籠宿・夕森公園)
アクセス
- 中央自動車道「中津川IC」より、車で1時間程度