「番外編 滋賀」のはじまり,はじまり...
先日、麒麟がくるにかこつけて「坂本城址公園」を紹介しましたが、GoogleMapを見ていると、その隣に「七本柳鳥居」なるものを発見しました。
行ってみよ!
せっかく滋賀県まで来たのですから、色々と廻らない手はないでしょう。またまた、しばらく「番外編」となりますが、すんません。
ということで、「坂本城址公園」のすぐ南側にある「七本柳鳥居」を見に行きました。「坂本城址公園」から直接橋を渡って行けるようなのですが、私が行ったときには橋は工事中で通行止め。仕方がないので、県道558号線沿いに歩きました。
すぐ隣なのであっという間です。
見えてきました「七本柳鳥居」。
「七本柳鳥居」です。完全逆光で色が不明ですが、普通の朱色です。屋根が乗ったような少し変わった形ですね。後で調べると「山王鳥居」といそうです。
手前の所は広場になっています。どこに神社があるの?
鳥居から内陸部を見ても、どん突きに人家があるのみ。
少し斜めから見ると、対岸の近江富士(だと思う)がきれいに収まります。良い風景ですよ。もしかして、神社はこの先の方にあるの?琵琶湖に向かってせり出してますからね。
と、わけもわからず、おろおろとしていると、さっき工事中で通れなかった橋のたもとに駒札がありました。むっちゃ遠いんですけど...
「日吉大社」の「山王祭」でここからお神輿を船に乗せるようです。
七本柳(ひちほんやなぎ)
毎年四月十四日の日吉大社の山王祭において、神輿を船に乗せる船渡御がここから行われる。唐崎神社の沖まで行った神輿は、そこで「粟津の御供」を受ける。
この神事の起源は、日吉大社西本宮の神を大和国の三輪よりお迎えした時に、船の漁夫(田中恒世)が粟飯を献じたところ、神は毎年四月十四日にこの浜に出向いてくることを約束したと今に伝えられている。七本の柳はその神の降臨する木とされてきたのである。
恒世は粟津神社(中庄一丁目)祭神平成七年三月
下阪本学区まちづくり推進協議会
ということで、だいぶんと離れたところにある「日吉大社」の鳥居だったんですね。「日吉大社」は平安京の表鬼門を守る神社ですね。御所の鬼門方角である北東角にはお猿さん、幸神社、赤山禅院、比叡山延暦寺、日吉大社と何重にも平安京を守るための神社仏閣が張り巡らされています。
せっかくですから、「日吉大社」にもお詣りしましょうか。
アクセス
- 京阪石山坂本線「松ノ馬場駅」下車、徒歩25分