桜 京都 2020 その5 千本釈迦堂

3月21日(土) 朝

次は少し南に下ってきたところにあるお寺です。ここは早咲きの桜ではないのですが、もうすでに咲き始めているでしょうから寄ってみます。

「上品蓮台寺」でも満開の桜を堪能できたので、気分は上々で千本通りを下って歩きます。まぁ、天気の良いこと。まだ雲一つ出ませんよ。日本晴れの快晴です。

千本寺之内の近くに並ぶ「上千本商店街」もまだ開店していないお店がちらほら見受けられる午前9時前、にっこにこで千本通り沿いを歩きます。緩やかな下り坂なので歩きやすいのに加えて、桜三昧を満喫でき、はたから見ると顔の緩んだ変なおっさんにしか見えないでしょうが、そんな事どーでもええわ。わしはほんまに幸せや!と叫びたいぐらいの気持ちです。

千本通り沿いには「千本ゑんま堂(引接寺)」や「賢隆小学校」、「釘抜地蔵(石像寺)」など桜があると思われますが、前から見てもそれらしき花は見受けられなかったのでパスして先を急ぎます。

で、やってきたのがここ。

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「千本釈迦堂」、正式には「大法恩寺」というお寺です。本堂は国宝です。

細い道を歩いて山門をくぐると、目の前に現れるのがこれ。

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境内の真ん中に、で~んと鎮座しているこの桜。名前を「阿亀桜(おかめさくら)」という枝垂れ桜です。そらもう、立派な桜です。

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まだ満開ではありませんが、5分程度は咲いています。

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朝九時なので、それほど人も来ていません。境内に常時数人程度です。

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まだこれからという印象ですが、花はしっかりと咲いています。

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典型的なしだれ桜ですね。「紅枝垂れ」ではなくて薄いピンク色をした上品な枝垂れ桜です。

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ぐるり一周、どこから見てもその表情が違います。

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だいぶんと挽かないと全景が入らないほど大きな木なんですよ。

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この辺りの花が満開になるとそれはもう、なんとも言えない美しさになります。

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ほんとに地面すれすれまで咲くんですよ。

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これぐらいの咲き具合も情緒があっていいですね。

少し南の方まで下がってきましたが、この辺りでもまだソメイヨシノは咲いていませんね。でも、この近くにもうすでに咲いているであろう桜がありますのでそこにも行きましょう。「千本釈迦堂」の真ん前の通りを南下し、今出川通りを渡ってまだ南に向かいます。

さて、今度はどこでしょうか?

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アクセス

  • 京都市バス「上七軒」出社、徒歩5分

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