旅行2日目だぞっ
番外編「伊勢志摩旅行」の続きです。1日目は景色の良いところや神社を中心に巡ったのですが、2日目は少し違った観光をしたいと思います。
「英虞湾」の「賢島」に宿泊したのは景色が良いということもあるのですが、もう一つ目的があってのこと。2日目はその目的から果たしていきましょう。
で、何をするかというと「真珠取出し体験」。他ではなかなか体験できないことなので興味を持ちました。向かうのは志摩半島にある「真珠工房 真珠の里」さん。
朝食をいただいてゆっくり休憩してから、「ゆうやけパール街道」を車で走って志摩半島の先の方まで行きます。国道260号線を走った方が早いのですが、あまり早く着いてもまだ開いていないので、景色を見ながらゆっくり走ります。
ちょうど良い9時20分ごろに駐車場につきました。
でっかい看板で順路が示されています。徒歩3分らしいので写真を撮りながら行くと、営業開始の9時30分にはちょうどですね。
順路が示されています。
さすが英虞湾。とっても海面が静かです。
ここを曲がるそうです。
懇切丁寧。
切り通しを超えると、また小さな湾が見えます。
歩く道すがら、いろいろと装飾がありますよ。
道の終点が「真珠の里」です。
おっさんにはちょっとこっぱずかしいですよ。
お、向こうにもなんかあるな。後で行ってみよ。
さて、受付を済ませて「真珠取出し体験」のスタートです。
この中から好きな貝を選びます。貝はアコヤ貝です。
最初の15分ほどはビデオを見ながらレクチャーです。ビデオに出てくる真珠の種類や貝も見本が並べられていてなかなか楽しい15分です。
さて、ビデオでいろいろと知識をつけたら実際に真珠を取り出します。「ここにあるよ。」って教えてくれるので、無い日の先でちょっと裂いて取り出します。
取り出すのは簡単ですね。けっこう大きくて立派な真珠が出てきました。
う~ん、我ながら良い貝を選んだものです。
さて、取り出した真珠は、最初に塩で揉んで周りのうす膜を取ります。
次に研磨用のウエス2種類で、各々砂時計が落ちるまできれいに磨きます。
すると、ほら、ピッカピカ。
「真珠取り出し体験」だけならここまでなのですが、取り出した真珠でアクセサリーを作ります。
ブローチやタイピン、ネックレスやストラップなどとってもたくさんの種類が選べますよ。
私は「豚に真珠」で金色のかわいい豚さんのストラップにしました。
真珠に穴をあけたりする加工はスタッフの方がやってくれますので失敗する心配はありません。
はたと気が付いたのですが、いろいろな方が来られてます。ちょっと多さにびっくり。壁一面ずら~っと展示されています。
こちらはTVの番組で紹介されたときの画像。こっちも非常にたくさんあります。
プロのお姉さんが手際よく加工してくれます。
きれいな面が良く見えるように穴位置を見極めて穴をあけ接着剤で固定していきます。
接着剤が固定するまでも時間、真珠をはぐくんでくれたアコヤ貝の切り身を魚たちのエサとしてあげますよ。
いけすが造られていて、ペットとしてイシダイやカワハギが飼われています。
偏光フィルターがないので水面で反射して見にくいですが、人が近づくと魚たちが寄ってきます。池の鯉みたいですね。
切り身を入れてやると、すごい勢いで食いつきます。鯉どころの騒ぎではありませんね。
しかし静かな海面です。台風のときでも大きな波は立たないそうです。それだけ真珠の養殖に適しているということです。
さっき気になったやつ。やっぱり、こっぱずかしいんですけど、写真撮りました。どんなんかは秘密。
さて、建物に戻ると私たちにもアコヤ貝の切り身を食べさせてくれます。コリコリとしてとってもおいしかったです。
さて、いろいろとアクセサリーもできて、ほくほくです。とってもお世話になりありがとうございました。
帰り道、通路をよく見るとレモンの木がありました。すんごくいっぱい実がなってます。
それと桜の木。まだ小さな木ですが、満開に咲いています。
海の真横ですけど、育つんですね。
「真珠取出し体験」、いろいろと流れ良く、また興味惹かれることが次々と起こるのであっという間の1時間でした。とっても充実して楽しかったです。体験中、お客さんを待たせたり、飽きさせたりしないようにとっても良く考えられています。ほんでもって、とってもリーズナブルなお値段。伊勢で有名な某所で買うよりはるかに安いお値段で品質の良い真珠のアクセサリーが購入できますよ。
「真珠」とか「アクセサリー」と聞くと女性向けと思う人が多いと思いますが、男の私でも楽しかったのでぜひとも体験していただきたいです。
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アクセス
- 伊勢西ICより車で60分ほど