3月26日(木) 夕方
やっと、本日の最終目的地です。一本の桜の木を見るために訪れます。別に有名な桜の木じゃないんですよ。なにかしら、毎年見たくなる桜の木なんです。
「葛野大堰」のボートを横目で見ながら、「大堰川」から離れて北の方に向かいます。渡月橋まで行って「長辻通り」を北に向かってもいいのですが、観光客が多いのは目に見えてますので、裏道を抜けて人に会う回数をできるだけ減らしましょう。
「宝厳院」の前を通って「天龍寺」の方に行きます。
「宝厳院」の桜です。有料なので中には入らず外からのみ。
こちらは「天龍寺」の桜です。お庭の桜はほぼ満開だそうです。例年よりも観光客が非常に少ないですね。なんせ観光バスが止まってないもんね。
駐車場横の「蓮池」の桜も5分咲きぐらいですかね。
周辺の桜はまだこれからという印象でしたよ。
で、「天龍寺」の前から「長辻通り」をさらに北上して、JR嵯峨野線、丸太町通りも越えて歩きます。
で、どん突きにあるのがここ。
「長辻通り」も「丸太町通り」を越えると、だ~れも歩いていません。
やって来ましたよ。「嵯峨釈迦堂(清凉寺)」。
ただ今4時15分。もうすでに「仁王門」は閉門してます。そら、人もおらんやろ...
でもね、中に入れるんですよ。「仁王門」の扉の横に小さな通用口があるんです。6時半までは中に入れます。で、当然、中には誰もいません。完全貸切状態です。コロナにもかかりませんよ。ゆっくり写真が撮れますね。
少し日が傾いて、夕方の雰囲気バッチリです。5時を回ると完全に日陰で暗くなってしまうので最後のチャンスです。
で、私の目的はこの桜。
何の変哲もない、1本の枝垂れ桜なんです。
でもね、この角度から見るととてもいいでしょ? 枝垂れ桜のお手本みたいで、大好きなんですよ。
ああ、見に来てよかった。
今まさに満開。文句なしのあっぱれです。
こんないい天気の日に、大好きな桜の満開を独り占めして、もう何も言うことはありません。
とっても幸せです。
ご覧のとおり、境内にはあまり桜がたくさんはありませんが、とても絵になるところなんですよ。
「仁王門」から入って右手の桜。こちらはソメイヨシノですね。
まだまだこれからです。
この木からは、とても力強い感じを受けます。
この木も今頃がちょうど満開ではないでしょうか。
3月26日(木)は天気が良かったので、昼から有給を取って、京都市内を横断するように桜めぐりをしました。桜の時期になると京都に住んでてよかったと実感します。今年は新型コロナウィルスのために花見も大々的には行えないようですが、人のあまり来ない時間帯に春を楽しんでください。
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アクセス
- 京都市バス「嵯峨釈迦堂前」下車、徒歩2分
- 京都市バス「嵯峨小学校前」下車、徒歩5分