麒麟がくる 福知山城 その1

まずはここから! 福知山散策開始!

京都には「明智光秀」に関する城がたくさんあります。あると言っても「城跡」になってしまっているものが大半なので、訪れてみても石垣が残ってるぐらいです。ハイキングには良いのですけど、歴史を感じるにはちと物足りない感じがします。

そんな中で、一応「城」があって、それなりに歴史探訪できるのが「福知山城」。残念ながら「復元城」なので当時のものではないのですが、天守閣に登るとそれなりに良い気分になれ、しかも中は「郷土資料館」として活用されているので行ってみる価値はあります。

で、日本ではコロナのコの字も話題に上らなかった昨年12月に福知山城を中心に散策してみました。当地まではJR山陰線で行けばよかったかもしれませんが、色々な所を短時間で回らなければいけなかったので国道9号線を走って車で行きました。

麒麟がくる_福知山城 No3

まずは車を「福知山城公園」の駐車場に停めます。当然『麒麟がくる』は始まっておらず、朝早くから見に来る人も全然いませんよ。なんか工事の人たちが作業をしておられたぐらいですかね。

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大河ドラマが始まると、観光に訪れる人がいっぱいになるであろうと先読みしたのか知りませんが、駐車場の案内が掲げられています。

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さて、駐車場から見た「福知山城」です。今から行きますよ。朝早いので霧が出てますね。

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なんかとっても立派な橋。堀を越えて、ここから上がっていきます。

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真正面から見るとそれほどでもないのですが、実はこんなに立派。

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「昇龍橋」というそうです。「福知山城」は、城の建っている地形の姿から「臥龍城」とも言われるのでそこから名付けたのでしょうか。

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よく見ると階段の手前に装飾が。

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なかなか良い感じの龍ですね。

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「昇龍橋」の上から見上げる「福知山城」。さっきは全然ちっこかったのですけど、存在感が増しました。

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橋の右手(北側)には「福知山市佐藤太清記念美術館」があるのですが、2階で「福知山光秀ミュージアム」として「明智光秀」関連の展示が行われます。でも1月11日からなので今日はまだ始まっていません。

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福知山の城下町の案内。あとで散策しましょう。

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「昇龍橋」を超えると、右手の方にも道を横断する歩道橋があります。あとでここを渡って市街地に行きます。

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懐かしの「未来くん」ではないですか...左下には「ドッコちゃん」と書かれたキャラが見えます。ご当地キャラですかね。

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「隅櫓風城郭建築」と呼ばれる「福知山市佐藤太清記念美術館」です。会期中にまた来ましょう。

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本丸目指して坂を上がります。

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なんか古い案内ですね。「福知山市郷土資料館」は現在、大人\330-、小人\110-です。

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夜はライトアップしているそうです。

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だいぶんと上がってきました。

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もう少しです。

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舗道の脇に「城壁の光と陰を知る桔梗」と名付けられた桔梗があります。

途中から右の方に上がると「釣鐘門」を通って「郷土資料館」の真ん前に出ることもできるのですが、道なりに上がっていきます。

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エッジの効いた城郭です。

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本丸まで来ました。天守閣です。

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なんか「天守」だけが浮いているような錯覚になります。土台の石積みの部分が白っぽいのと、その周りが砂利で埋められていることと、その上の木の部分が濃い茶色なので天守だけに存在感があります。

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「福知山城」の説明書きです。昭和61年11月9日竣工だそうです。

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ちょっと引いて南側から。なかなか端正なたたずまいです。

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お、発見。しゃべる自動販売機。

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当然、買いますよ、ミーハーですから。

お金を入れたり、ボタンを押したときには「ときは今!明智光秀、ここに見参!」「敵は本能寺にあり!」とこれまた爽やかな男性の声で叫んでくれます。福知山市内にはこのラッピング自販機があちこちにあり、投入金額が足りない時の隠しフレーズなんかも色々な仕様があるとのことです。この自販機見つけたら、とりあえず\10-入れてボタン押してみてください。

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それにしてもかっこいいですね。「福知山限定 明智光秀が話す 自販機」とわざわざ書かれていますよ。

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教科書に載ってる「明智光秀」像。 ん...

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一息ついたので、本丸内を探索。

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まずは石碑が目についたのですが...

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残念ながら読めません。でも「満州...」とか書いてあるので「明智光秀」二はあまり関係がないかも。

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こちらは、よく話題に上りますよね。

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これ。

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光秀があちこちから集めたという「転用石」です。

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再建時の調査で500個余りが確認されたそうです。

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その横は「銅門番所(あかがねもんばんしょ)」です。

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もともと「銅門」にあったのですが、大正時代に天守台に移され、天守閣再建のときにここに移されました。当時の面影を残す建築です。

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「銅門々衛所由來」と刻まれています。大正14年に天守台に移築された時の説明書きのようです。

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南側から。天守台の石垣に斜めの筋が入ってるでしょ。増築の後だそうですよ。

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近くに寄ります。

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「野面積み」と呼ばれる自然石をそのまま用いた積み方です。

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「天高し四方見渡す天守閣」と書かれていますね。後で登りましょう。

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けっこう細かく開かれている「福知山城」の説明書き。

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復元の「鯱瓦」。

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平成18年に造られたものだそうです。

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「豊磐井(とよいわのい)」と書かれています。 どこっ、どこっ!

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あった。

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井戸マニアなので興奮します。

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おお、もしかして水面?

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ちゃんと水がある。それも高台の上ですよ、ここは。説明書きによると、井戸の深さは50mあり、海面下7mに達すしています。高所にも関わらず水深は37mあるそうです。びっくりです。

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よく見ると「豊磐井」と石碑がありました。

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あの左手の通路の先が「郷土資料館」の入り口です。

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その正面には「釣鐘門」があります。

さて「福知山城」の城内突入なんですが、ちょっと長くなってしまったので、続きは次回にしましょう。

福知山城の続き↓

やっぱり、撮影禁止ばっかり... NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」に触発されて、福知山市内を散策してみようということになり、昨年の12月に...

一つ前の福知山の記事↓

踏んだり蹴ったり? 昨年末には、今年の大河ドラマに寄せる期待はとてつもなく大きいものでした。 なんと歴史の教科書では謀反者の烙印を押...

アクセス

  • 福知山城公園・・・JR福知山駅から徒歩約15分

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