9月19日(土)
『番外編 三重県 赤目四十八滝 その1』からの続きです。
朝一番から「赤目四十八滝」を歩きだし、ようやく全行程の半分ぐらいまで来ましたよ。
看板に書いてある所要時間を見ると、入り口からここまではだいたい50分程度。写真を撮りながら来たのですが、三脚とか使ってなくて手持ちばかりだったのでそんなに時間を取らず、所用時間と変わりないスピードで到着しています。ここから最終目的地の「岩窟滝」までは40分程度のようです。
もうね、忍者が修行してたというのホントらしさ満点ですよ。渓流沿いを歩いていきます。
昨夜少し雨が降ったようで、どこもかしこもみずみずしくて新鮮な印象です。
時々橋を渡ったり、景色に飽きることがありません。
同じ渓谷なんですけど、表情がどんどん変わっていきます。
「百畳岩」というところに来ました。
大きな岩がどっしりと敷き詰められたようなところです。
お、なんか看板がありますよ。
「七色岩」だそうです。岩の上にある木々がいろいろな花をつけたり紅葉したりして色が七色に変わって行くそうです。
う~ん、今は緑かな...
どんどん歩いていきましょう。道はまだまだ続きます。
全然人に会いません。もうほぼ貸切状態ですね。
写真を撮りに対岸に渡って、全景を撮りました。「雨降滝」と呼ばれる滝です。あとであの下を歩きますよ。カメラ大丈夫かな...
んんかね、すんごいしぶきがここまで飛んできてます。カメラが濡れるとこまるので、エイヤッで小走りに抜けて行きます。
また、穏やかな渓流が続きます。実は、ずっとオオサンショウウオがいないかと必死に見ているのですが、今のところそれらしき姿は見受けられません。そう簡単には見つけられないんでしょう。
これも滝と言えば滝の部類になるかな。
抹茶寒天みたいな緑色。透き通るようで不思議な色合いです。
ここに散紅葉でもあると絵になるんですけどね。でも、紅葉シーズンにはこれそうもありません。
おお、またレイダースのような階段出現。いや、楽しいですよ。
「赤目五瀑」に一つ「荷担滝」です。
こういうの良いですね。平べったい板状の川床が何段か重なっています。
「琴滝」です。
「赤目五瀑」の一つ「琵琶滝」です。
けっこうダイナミックに流れています。
またまた登りです。
渓流沿いの道もとっても古い感じのする造りです。
しかしこのバラックみたいな空中通路は大丈夫なんでしょうかね?
お、初めて、山道になりました。
と、広場に到着です。
おお、ここが目的地の「岩窟滝」のようですよ。
これが最終目的地の「岩窟滝」です。やっと到着しました。
看板に書いてあった90分よりは早く到着しましたよ。
帰ります。
帰り道は下りということもあって、足取りが軽いです。
しかしだ~れもいませんね。
独り占めできています。
おやっと、人が登ってきましたよ。
つ~ことで、サンショウウオセンターまで戻ってきました。いやぁ、楽しかった。往復で休憩を入れても3時間程度で帰って来れます。
そういえば、渓流沿いでは花を見ませんでしたね。帰ってきてから初めて花の写真を撮りました。
「超超超軟水」だそうです。鈍感な私には普通の水と違いが判りません。すんません。ここまで来てやっと「赤目四十八滝」に来られたんだという実感がわいてきました。思い起こせば30年ほど前の、なかなか到達できなかった経験が今実体験となって成就したという、何とも言えない満足感がじわじわと湧いてきました。
入り口から最初の滝辺りまでは観光客と思しき方々が上がってきますが、真ん中以降はほぼ人に会わないくらいのガラガラさでした。コロナ恐るべし。ちょうどお昼なので、お昼ご飯を頂いて次の訪問地に向かいます。
ここからはそんなに遠くないのですが、奈良県に入ります。
『番外編 奈良県 曽爾高原』につづく ⇓
アクセス
- 名阪国道「針IC」から、車で40分程度
- 名阪国道「上野IC」から、車で30分程度