久々に時代は幕末!
2月27日(土)はお昼と夕方に一乗寺で用事があって、真ん中の時間が手持無沙汰だったので、周辺をウロウロとしました。一乗寺界隈は以前から散策しているので、多くの史跡や旧跡を紹介していますが、山手の方にはまだBlogで紹介していないところもあります。
ま、天気もいいし、行き当たりばったりでウロウロするか...
と、いくつかまわって、道端にある観光マップを見ていると「葉山観音」という字が目に止まりました。そういえば「葉山観音」には行ったことがないし、観光マップには「梅田雲浜(うんぴん)」の旧跡碑があると書いてあるのでさっそく足を向けてみます。
「葉山観音」は「一燈寺」というお寺で幕末には尊攘派志士の「梅田雲浜」が、観音堂の堂守小屋の二畳間に住んでいたことがあるそうです。
「白川通り」から「曼殊院道」を東に進むと、道は勝手に曲がって北に向かいます。そのまま進むと「雲母湯」というお風呂屋さんの前を通り過ぎ、交差点のど真ん中の空中に点滅信号が浮かんでいる見通しの悪い交差点に出ます。
で、その交差点に石票があります。
「右 葉山馬頭観世音 ひゑい山無道寺 道」とありますので、右折して東に向かいます。
暫く道なりに進んでいくと右手に坂道が見えます。
坂道の上には「葉山馬頭観世音」と石柱が立ってますので、坂道を上がってどんどん進みます。
ところが、うっひゃ~な事態に遭遇です。なんと、土砂崩れで入れません。
金網の隙間から覗くと、土砂がブルーシートで覆われているのですが、なんかだいぶんと古いままで復興する気がないようです。
う~ん、残念。「葉山観音」にも「梅田雲浜先生旧跡碑」にも近づけません。ま、仕方ないですな。無理して入って怪我でもしたら目も当てられないし。
ここは山麓なので市街地から少し高度があり景色が良いです。
家に帰ってからWebで調べてみると、平成25年(2013年)からこのままだそうです。気づきませんでしたが、「梅田雲浜先生旧跡碑」は金網のすぐそばにあったようです。これはそのうちリベンジして写真撮りに行かないかんなぁ...
アクセス
- 京都市バス「一乗寺清水町」下車、徒歩15分
【葉山観音】