柳谷観音(立願山 楊谷寺) 後編

境内散策編 レッツゴ~

前編では「本堂」と「奥之院」を巡りました。

続いて、境内のあちこちを見て回ります。

柳谷観音 No55

「奥之院」はお参りしましたのですが、「奥之院」のまだ奥にあるのがこちら...

柳谷観音 No56

「奥ノ院」の裏側です。鳥居があることからお分かりと思いますが神社です。

柳谷観音 No57

石段上って行きます。「柳谷観音」の一番高いところになります。

柳谷観音 No58

「奥之院 眼力稲荷」です。

柳谷観音 No61

中をのぞくと、これが御神体なのでしょうか。御利益の預かれるようねんごろにお詣りします。

柳谷観音 No62

絵馬があります。 一瞬キノコかと思ったのですが「眼」でしたよ。

柳谷観音 No63

そのお隣が「愛染堂」です。

柳谷観音 No64

垂れ幕の青が鮮やかです。 もしかして藍染?

柳谷観音 No65

「愛染明王」の変額です。

柳谷観音 No66

中をのぞくと「愛染明王」の仏像があります。男女和合・夫婦円満等にご利益があるそうです。

柳谷観音 No67

ハスにもハートマークにも見えます。秀逸なデザインですよ。

柳谷観音 No68

おっと、石板を支えているんですか。表から見ると全然わかりませんでした。「あいりきさん」と呼ばれる天邪鬼だそうです。しかし立派なモノをお持ちで。 夫婦円満ねぇ...

柳谷観音 No69

さて「奥之院」までは建物の中の回廊を通ってきたので、今度は外の順路を回って降りていきます。

柳谷観音 No70

順路のあちこちに石塔があります。「皇太子殿下御降誕記念」とあります。

柳谷観音 No71

こうして見てみると、どこも角ばった石材でしっかりと建てられています。

柳谷観音 No72

ちょっと字が読めませんでした...

柳谷観音 No73

「納骨堂」です。お堂の向こう側の仏像が良い感じで見えますね。

柳谷観音 No74

さて、もう一つの神社にお詣りです。

柳谷観音 No75

通路が続いています。

柳谷観音 No77

見えてきました。

柳谷観音 No78

「眼力稲荷大明神」です。

柳谷観音 No79

「正一位 眼力大明神」と神額にあります。赤の神額も珍しいですね。

柳谷観音 No80

まさにお稲荷さん。たくさんの鳥居。

柳谷観音 No81

学問や仕事に先見の明を与えてくれる神様だそうです。眼力稲荷の周りを、右回りに百回まわると特別なお願いがかなうそうです。

柳谷観音 No76

「眼力大明神」の絵馬。

今度はもう少し下の方に降りてきましたよ。

柳谷観音 No83

こんどは「弁財天」です。

柳谷観音 No84

こちら「弁財天」が祀られているのですが、前立として「淀君」がおられるという珍しい弁財さんです。

柳谷観音 No82

雰囲気は華やかですよ。

柳谷観音 No86

その横にあるのが「淀君」が顔を洗ったとされる「麗顔成就之水」です。

柳谷観音 No87

で、ここから出てきましたよ。

柳谷観音 No88

ということで、本堂の前の境内に出てきました。この周りを見てみましょう。

柳谷観音 No89

「護摩堂」です。毎月17日に護摩が焚かれるそうです。

柳谷観音 No90

こちらは「地蔵堂」です。

柳谷観音 No91

「阿弥陀堂」ですが、おお、こんなところに『麒麟がくる』がありました。

柳谷観音 No92

色あせてきていますが「光秀公」です。

柳谷観音 No93

「柳谷観音」は境内のあちこちにある「花手水」がインスタによくアップされています。

柳谷観音 No94

「おひよけさま」と呼ばれる火災時に被災しなかった堂宇。「四国八十八ヶ所霊場ご本尊の模刻仏」が安置されています。

柳谷観音 No95

で、本堂の前に来ましたが、今回の一番の目的はこちらです。

柳谷観音 No97

「眼病平癒 独鈷水(おこうずい)」とあります。こちらです。

柳谷観音 No98

「独鈷水」に到達するまでにもいろいろと見て回るところがあります。まずは手水舎です。

柳谷観音 No102

むっちゃ立派ですよ。支えている天邪鬼(?)の造形まで凝ったつくりです。

柳谷観音 No103

「楊谷寺」と「独鈷水」の駒札です。

柳谷観音 No99

鐘があります。すごい屋根が乗っかってます。4本の柱で良く持ちこたえています。

柳谷観音 No100

「立願の鐘」だそうです。

柳谷観音 No101

撞いて良いそうですから、撞かせていただきます。

柳谷観音 No105

さっき通った「勅使玄関」ですね。「奥之院」に向かう前に向こうの廊下を通りました。

柳谷観音 No106

やっと入り口に到達です。

柳谷観音 No107

この奥だそうです。

柳谷観音 No108

「独鈷水(おこうずい)」は読めませんよね。

柳谷観音 No109

細い通路を抜けますよ。

柳谷観音 No110

正面には仏像とか...

柳谷観音 No111

「独鈷水」は右手の方でした。

柳谷観音 No112

お堂があります。

柳谷観音 No113

「弘法大師」が祀られています。

柳谷観音 No114

まだ奥にもお堂があります。

柳谷観音 No115

「弘法大師祈祷 霊水 独鈷水」と書かれています。

柳谷観音 No119

「南無水神大龍王尊」と書かれています。ここから湧いているのでしょうか?

柳谷観音 No116

「おさいせんを独鈷水の中へ投げ入れぬ事」とあります。やっぱりやってしまう人がいるようですね。

柳谷観音 No117

あの扉のところから汲むようです。

柳谷観音 No118

「眼病平癒」の御利益に預かりましょう。

柳谷観音 No120

そおろとふたを開けました。

柳谷観音 No121

ゆらゆらと、ゆっくり流れています。御利益をお願いし、汲ましていただきます。

先ほど通ったところの仏像が気になるので見に行きましょう。

柳谷観音 No122

これは「弘法大師 空海」の像ですね。

柳谷観音 No123

なんと「空海」の足型だそうですよ。

柳谷観音 No124

「四国八十八ヵ所札所御砂」とあります。

柳谷観音 No125

「弘法大師 空海」の足型です。私の足に比べるとむっちゃちっさいです。サイズでいうと23㎝といったところでしょうか。

柳谷観音 No96

山門まで帰ってきました。

柳谷観音 No126

けっこうな時間を過ごしましたが、2月の朝一番ということもありだ~れも来られませんでした。駐車場に着いた時に一台車が来たぐらいです。

朝一番、寒かったですが「眼病平癒」の御利益に預かれた気がします。安全運転でゆっくりと返りましょう。来年の4月から拝観料がかかるそうです。今、行事の無い時には無料拝観できますので、一度お参りされてはいかがでしょうか。

アクセス

  • 阪急バス「奥海印寺」下車、徒歩40分

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