他人の不幸は蜜の味
いやぁ、我ながらアホなことをしました。
Blogで「また」とか「またまた」という言葉が最近よく出てくるのですが、今回の記事も「また」です。
3年ぶり、2度目の災難です。まさに「また」ですよ。
表題にも書きましたが、「マダニ」にやられてしまいました。
(⇑以前のマダニ記事)
ちょっとは学習しろよ!とおしかりのお言葉をいただきそうですが、ほんとにそう思います。
今回も、他の方々が被害に遭わないためにも状況などをBlog記事にしたいと思います。
以下、マダニの写真が出てきますので、心臓の弱い方、虫の嫌いな方は「そっ閉じ」で記事を読み飛ばしてください。(あまりグロテスクな写真はありませんが、念のために注意喚起しておきます。)
⇓続きは少し下の方
少し、間隔取ったので嫌いな方には写真は目に触れないでしょう。
さて、時系列で行きますと、「マダニ」に食いつかれたのは8月1日(日)だと思われます。前日の7月31日(土)も外出しましたが、草木のあるところには行ってません。その前は仕事に行ってたので「マダニ」に遭遇するとは考えられません。
で、8月1日(日)に訪れたのはBlogに書いた「西光寺」「素盞嗚神社」「松尾神社」と西別院町の神社仏閣のみです。
Blogを見ていただくとお分かりと思いますが、3カ所とも参詣の道がしっかりとついていて、草むらに入ったりすることはありません。その他の移動はすべて車で行っているので、移動中にマダニに遭遇することもありません。
なので、明確にどの場所で食いつかれたかは全然わかりません。
それに加えて、森の中ですが明確に参詣道があって、草や木々から距離があるので「マダニ」除けの忌避剤を噴霧していなかったのです。なんと言ってもこれが今回の大失敗でしょう。
前回は明確に草むらの中に分け入って藪漕ぎをしたのでマダニにやられても仕方のない状況だったのですが、今回は「草むらまでこの距離があればやられるはずがない。」と高をくくっていた天罰が当ったのでしょう。
当然、当日は痛みも何もなくて、全然気づきませんでした。風呂にも入ったのですが、私は庭仕事や水撒きを頻繁に行うのでよく蚊に刺されており、ほんでもって刺された後をよく掻きむしるので、手足には刺された後の点のような傷や掻きむしった後のカサブタがそこらじゅうにあって、マダニだとは全然考えませんでした。「マダニ」をしっかりと見ているのですが、小さな刺し傷が残ってるものだと思ってました。
で、当日、翌日は何ともなかったのですが、2日後の8月3日(火)の夜、くだんの刺し傷がまたまた痒くなってきているなと思って、虫刺されの薬を塗ろうとしたのです。
で、患部は右足の足首内側。ちょうど靴下のネックの部分です。
汚い足ですみません。虫刺されの跡がところどころにあるのがわかりますか?
で、靴下めくると...
あれ、なんかおかしい。
カサブタが浮いてる...よ。
ちょっとデジカメで撮って拡大してみよ。
マダニ:「へへへ。ごっつぁんです。」
わし:「...」
3年ぶり、2度目の被害。まだ2日目なので膨らんでいませんが、もう2,3日するとブックリと膨れて、ぎょえ~~~って卒倒する事態になってしまいます。
この時も特に痛みなく、ほんの少しかゆみを感じる程度でした。
もう夜なので皮膚科が開いているわけもなく、仕方なくそのまま靴下をかぶせて就寝です。
で、翌日の8月4日(水)、仕事帰りに皮膚科受診しましたよ。
3日目は足に力を入れると患部が痛みを感じるぐらいになっていて、「ああ、食いつかれているな。」というのが実感できるようになります。
んで、皮膚科ではツイスターでクルクルと一瞬にして「マダニ」を排除。これだけなら家にもツイスターはあるので簡単に取れるのですが、抗生物質の服薬が欲しくて受診しました。
一週間分のお薬をいただいて、
・薬は飲みきる
・SFTS(重症熱性血小板減少症候群)などのマダニ媒介感染症は2週間程度潜伏期間があるので、もし発熱や下痢、嘔吐などの症状が続くようなら少し大きめの病院の内科を受診して「マダニに刺された」と告げて治療を受けるように。
・今夜から風呂OK
・特に患部には何も薬は塗らなくていい
との指示。
翌8月5日(木)は患部の周辺がカンカンに硬くなって猛烈な痒さ。掻きむしって、ぎゅうぎゅうと患部を絞って、と痒みの原因物質を体外に排出しようと悪あがきをしました。次の日は何もなかったかのように患部の痒みは消失。(これはあまりよい行いではないのでしょうが、ほんとに痒くて痒くていてもたってもいられませんでしたよ。ただし患部には大きな傷跡が残ります。)
おかげさまで本日8月13日(金)では今のところ何も症状が出てませんので、大丈夫だとは思いますが、お盆が終わるまではビクビクして過ごします。
みなさんも、森や林の中に入るときには必ずイカリジンやディートの入った忌避剤を噴霧してくださいね。SFTSは致死率が10~30%程度と、笑い話にならないぐらい怖い病気ですよ。
くれぐれもご注意いただいて私のようなアホな目に会わないように自然を楽しんでください。