京都人、金沢の古い街並みを見て回る
金沢市街をめぐっているのですが、まだ昔の街並みなどは見ていませんね。この後は「武家屋敷跡」や「ひがし茶屋街」など、金沢のガイドブックならば絶対載っているようなところにも行ってみましょう。京都人としては昔の街並みは外せませんし。
で、「金澤神社」から坂を下って「広坂」の交差点まで来ました。まずは「長町武家屋敷跡」の方に行きましょう。
「広坂」の交差点には「石川県政記念しいのき迎賓館」というのがあるのですが、「金沢城公園」に隣接しているところで広い公園になってます。
少し雲が出てきましたが、相変わらずいい天気。正面の建物が「石川県政記念しいのき迎賓館」です。
マリーゴールドかな。いつも見ているマリーゴールドよりも花びらが大きいですけど。
綺麗に手入れされている花壇。「兼六園」は当然のこととしても、「金沢城公園」や近辺の公園も異様に手入れが行き届いています。すごい費用が掛かっていると思われます。
オレンジ色のケイトウ。あまり見ませんね。
なんか販売イベントをやっているようです。コロナ怖いのでパス。
お、秋発見。
「アメリカ楓通り」です。
早くも紅葉が始まってますよ。
通りを渡ると「いしかわ四高記念公園」があります。
その中にある「石川四高記念文化交流館」です。
さて、市街地を少し歩くと...
でてきました「長町武家屋敷跡」の標識。
おお、それらしいではありませんか。
江戸時代はこんな感じだったんですね。この界隈、普通の人家なのでおうちに入ったりすると不法侵入です。
ところどころ...
こういう「登録有形文化財」とかあります。
チラッとだけ見学できます。
この雰囲気が金沢の武家屋敷街なのでしょうね。それにしても人がいませんね。
お店の前にあったずんぐりした灯籠。
また用水路がありますよ。
「大野庄用水」だそうです。
大野庄用水沿いに少し歩きます。
「旧加賀藩士 高田家跡」とあります。ここは無料で見学できます。
なかなか立派な構えです。
母屋などは残ってないのですが「長屋門」が修復されています。
あっちが「長屋門」です。
「仲間部屋(ちゅうげんべや)」です。
「仲間」とは門番で、住み込みで働いていたようです。
「長屋門」の説明があります。高田家は五五〇石の家禄をもらっていた中級クラスの武家です。
こっちは「厩(うまや)」と「納屋」です。
「厩」といっても結構きれいで、立派ですよ。
お庭しか残っていませんが、もともとは倍の敷地がある広い邸宅だったそうです。
さて、今度は少し歩くのですが「近江町市場」をぬけて「主計町茶屋街」の方に行きましょう。
なんで「近江町市場」を通ったかというと、ここ。せっかく秋ですから「おいも」は外せませんよ。「おいも家」さんでおやつです。
「おいも家」さん。前を通るととってもいいにおいがします。基本、「焼き芋」なんですけども、お芋の種類が選べます。
今回は「おいもアイス」をいただきました。お芋は当然石川県産の「五郎島金時」です。煎茶のアイス。これが甘いお芋にあいますね。
こちらは普通のバニラアイス。おいもは糖度がめっちゃ高くて、何も加工していないとは思えないぐらいの甘さです。けっこうお腹が膨れます。
さて「浅野川」まで歩いて来ました。
「主計町」のお茶屋さん街です。
「中の橋」です。ちょっと登ってみましょう。
「中の橋」とあります。白木の造りが良いですね。
下流方向です。流れていくと日本海です。
上流方向。右手の川岸沿いが「主計町茶屋街」です。
周囲がぎらぎらに開発されていないのでとても街並みに合ってます。
「伝統的建造物群保存地区」というのに指定されています。
この看板の後ろに「金沢城惣構跡」があります。城下町を守ったお堀の跡です。
堀と土塁で構成されています。目視でしっかりとわかりますね。
けっこうな高さがあったようです。
「主計町茶屋街」に入りました。
京都の路地と雰囲気似てますね。入ってみましょう。
おお、これはなかなか良い雰囲気です。
これもなかなかいいですね。昔の面影バッチリです。裏に入るとほぼ観光客がいないです。さすが平日。
着物の女性がいると華やかです。
「浅野川大橋」です。あこを渡って、今度は「ひがし茶屋街」に向かいます。
「浅野川大橋」からみた「中の橋」。あまり風が無いので水面がきれいです。
反対方向の「梅ノ橋(手前の木造の橋)」と「天神橋(広報の鉄橋)」。被ってしまいましたね。木造の橋の上にアーチがあるみたいになってしまいました。
木造3階建ての古い建物。地震大丈夫でしょうか。
もうすぐ「ひがし茶屋街」です。
到着しましたよ。おお、ここは人出が多い。
と思ったのですが、修学旅行の一団が帰るところだったようで入れ違いでがら~んとなってしまいました。
「ひがし茶屋街」は町並みを保存しながら色々なお店が営業しています。
人が少ないのでなかなかいい感じですよ。
「ふ」。「ひがし茶屋街」に来た目的の一つがこのお店。
「加賀麩不室屋」さんです。
のれんの通り「ふ」のお店です。
いっぱい買いこみました。
「おやつ麩」。これ食べてみたかったんですよ。帰ってからのお楽しみに取っておきます。
それからここも目的の一つ。「宇多須神社」です。
鳥居にある「宇多須神社」の神額です。
正面に拝殿が消えますね。
なんとも立派な狛犬。すごい模様です。
こちらの狛犬も後ろ脚をはね上げていますね。
ささ、参詣させていただきましょう。
なかなか大きな注連縄です。
「宇多須神社」の神額です。
「梅鉢」の紋がありますが、道真公はお祀りされていないようですね。
床下に忍者発見。
灯籠の後ろにも。
すごくかっこいい絵馬です。
道の反対側にありました。
こちらが「菅原神社」で道真公を念吊しているようです。
「東山菅原神社」は「宇多須神社」の末社だそうです。
神額ですが難しいですね。
ご神鏡です。中はきらびやかですよ。
「赤獅子」とありますが、なんでしょうか。刀を咥えています。
「ひがし茶屋街」の鎮守社なので、信仰が深いです。
さて、「ひがし茶屋街」のもう一つの目的は...
これ、「ひゃくまん焼き」。
「多華味屋」さんです。屋内でもいただけますが、私は屋外のテーブルでいただきました。
いろいろ種類があります。
で、秋はやっぱり「ゴロゴロ栗くりあん」
この包み紙もいいですね。
「ひゃくまんさん」ファミリー。 いや、むっちゃうまいです。今日はちょっと食べ過ぎかな。
さて、ぼちぼち歩いて駐車場の方に行きましょう。
「浅野川」まで戻ってきましたよ。このあと少し変わったお店などによってよってお土産を入手しつつ、駐車場の近くまで帰ってきました。
で、朝、車を停めた時に気になっていたのがここ。
「百万石通り」にある「市媛神社」です。
せっかくですから参詣させていただきましょう。
まだもう一ヵ所回るところがあるのですが、今日も一日自己なく無事に来ていますので感謝してお詣りです。
たった1日ですが、金沢市街の色々な所を回りました。金沢市街をめぐったのは初めてですが、昔の雰囲気の残るいいところですね。京都人としても納得の観光地です。
さて、車に乗って向かうは能登半島。今夜の宿に着く前に、もう一ヵ所どうしても行きたいところがありますよ。
今度は番外編として能登半島をめぐります。
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アクセス
- ひがし茶屋街・・・金沢駅からバスで20分程度