名残惜しい...
昨年記事にできなかったイベント第5弾は「嵐山花灯路 2021」です。
「嵐山花灯路」、今回で最終回です。
いまさらながら、むっちゃ残念。実は、花灯路が始まったころは、まだあんまりカメラに興味がなくて「なんでわざわざ冬の寒い中に、猿の出るような嵐山に行かんとあかんのや。あほらし。」って全然気にとめてませんでした。
なぜかしらカメラに興味が出てきてからは、「あいつ、大丈夫か?」といわれるほどイベントごとには足を運んで写真撮り出しました。
もっと早よから興味を持っていたら、人生の後半はまた違ったものになっていたんじゃないかなと、とっても後悔しています。
ま、そんなことぐずぐず言ってても仕方がないので、昨年12月に行われた「嵐山花灯路」の写真です。「嵐山花灯路」はエリアが広いので、1日ですべてを回りきることはなかなか難しいです。私は3日間に分けてゆっくりと回りました。今回は「渡月橋」とその南側のエリアです。
「京都・嵐山花灯路-2021」
【開催期間】
令和3年12月10日(金)~19日(日)の10日間(雨天決行)
【点灯時間】
午後5時~午後8時30分
そらもう、初日襲撃に決まってます。土日なんて混雑甚だしいやろからもってのほか。コロナウィルスに感染するわけにはいかないし。
いつも通り、定時にダッシュで職場を突破し、市バスに乗って「嵐山」に向かいました。丸太町通りを93系統で西進するのですが、ちょうど円町でJR嵯峨野線の快速に3分で乗り継げます。夕方の渋滞が始まっていたのでバスが遅れ気味だったため、長い階段をホームまで駆け上がって何とか間に合いました。
嵯峨嵐山駅で下車してカメラの準備をします。
一発目はこれ。駅の階段を下りたところにある「いけばなプロムナード」。バックからも強い光で照らしているので肉眼で見るときれいなんですけど、写真にすると難しいです。
で、そのまま三条通りまで南下します。
三条通りに出ると...
おおおお、やった~! これですよ、これ。 これこそ「嵐山花灯路」の心髄。
さっそく川岸まで下りて三脚ぶっ立てて長時間露光開始。ちょっと色が薄目かな。
濃くしましょう。ちょっと色温度調整。 なんか金閣寺みたいになってしまいました。
場所を変え設定を変え、1時間以上あ~でもないこ~でもないとカメラと格闘。いままで何百枚撮ったかわからないこの画像。もうこの先撮ることはできないんですよね。写真が上手な人にとってはヘタクソに見えるでしょうけど、これが私の今の力量です。写真に満足した後はしっかりとまぶたに焼き付けて、死ぬまで忘れんぞと意気込んで歩を進めます。
渡月橋を渡らずもっと西の方に進みます。
花灯路の灯りが切れたところのもう少し奥なんですけど、以前はもっと青い写真が撮れてました。ちょっと残念ですけど、今回はこれぐらいがベストショット。
ライトの近くはけっこう青く写るんです。もう少し青の光源増やしてくれたらねぇ。
ちなみにライトはこんな風になってます。
ま、あのライトだけでこれだけ山の色が変わるのですごいと言えばすごいですね。渡月橋を渡って南の方に行きましょう。
「中之島公園」にある「いけばなプロムナード」。
対岸のお土産物屋さんもきれいなんですよね。「中之島公園」のオブジェは後でゆっくり見るとして、もっと南下して行きます。
で、「中之島」からもっと南に移動です。
んで、やってきたのが阪急「嵐山駅」。
目的はこれ。「京の七夕」のときに堀川で初めて見た時からとても気に入ってます。
この花の絵がとっても好きです。
この鮮やかな色合い。
もって帰りたいぐらい。(置くとこないですけど...)
今までの花灯路で使われてきた灯りが展示されています。
懐かしいなぁ。
ここにも「いけばなプロムナード」。
嵐山駅もライトアップ?
これもかわいくていいですね。
「灯り・嵐山美術館」。地元の小学生の作品展示です。一つ一つ個性的で見ていて飽きません。
さ、「中之島公園」に戻りましょう。
「中之島公園」にもいろいろな展示があります。
やっぱり手作りの灯りは良いですね。
とっても心が和みます。
毎年恒例の自分でデザインした灯籠を展示する企画。先着順ですが、誰でも絵を描いて灯籠を作れます。
ほっこりする絵や文句が多いです。
これも手作りですね。明るい絵柄がとても楽しそうな雰囲気。
中にはけっこう大きな電球が見えます。
さて、だいぶんと遅くなったのでゆっくりと戻って行きます。
けっこうガラガラな渡月橋。
あんまり人がいませんよ。やっぱり初日狙って大成功。
お月さんと青い嵐山。現代の風流ですな。
もっと青くしてみました。これぐらいのライトアップにしていただければ最高なんですけど。
「渡月橋」のすぐそばからの1枚。これは手持ちです。今日、初日は「渡月橋」とその南のエリアを回りました。次回は「竹林の小径」とその北側のエリアに行ってみましょう。
つづく。
アクセス
- 京都市バス「嵐山」下車