またまた滋賀県 1月20日(金)
滋賀県の手下になったのか? と、問われても申し開きができない状況ですな。
いやぁ、京都ネタが無くて...
つーことで、またまた滋賀県は大津市「立木観音(立木山安養寺)」に行ってきました。
立木さんは厄除けで有名な観音さんで、滋賀県はもとより京都や大阪からも多くの人が訪れるところです。御利益のために山の中腹まで石段を昇って行かないといけないのですが、当然車では行けないし、ロープウェーやリフトなんかもありません。
なんで今頃になって立木さん参りなのかというと...
正月に丹波一之宮出雲大神宮に詣でたその帰り際、鳥居の横の看板を見ると「昭和38年」のという文字。なんと今年は
本厄
ではありませんか! 厄年なんて42歳で終わりやと思てたわしにとっては衝撃の事実。ということは去年は前厄やったのにほったらかしにしていたことになりますよ。そういえば何か去年の夏ごろからロクなことが無いし(詳細は省きますが、現在、自分はおろか周りの人々にも災厄が降り注いでますよ。)、なんでこんなことばかり起こるんかなと訝(いぶか)しんでいたところです。
こりゃあ、立木さんしかない!!
1月20日(金)、藁をも掴む思いで滋賀県は瀬田川河畔までやって来ました。(ここで「なんで平日なんや?」という突っ込みは入れないように)
ばば~ん! この文字だけでご利益ありそうです。
「八百余段」。 毎回、わしにとってはやる気をくじかれる看板です。打たれ弱いのでシナシナです。でも心して登れよ、ということなんでしょうね。
愚痴は言っていても仕方がありません。昇りますよ、と。
「五丁」の石票。
ちょうど10時ごろです。太陽が高くなってきました。
「四丁」まで来ましたよ。
いつもきれいにお花が供えてあります。
時々振り返っては、ああ昇って来たなと実感してます。
「三丁」まで来ましたよ。
容赦なく階段は続きます。
これも自身の厄除けの為、そう思えばしんどさもいくらかは軽減します。
けっこう太ももに来てます。明日は筋肉痛になっていることでしょう。(明後日かな?)
これが最後だぜ! 境内が見えてきました。
弘法さんが待っていてくれました。ありがたや、ありがたや。
さて、古いお守りを返したら、本堂から順番にお参りしていきます。
「丸に立葵」が描かれていますね。
「大菩薩」の文字がまぶしいです。
この程度の厄で、今年が本厄だと気付かせられたことに感謝です。取り返しのつかないことになる前でほんとに良かったです。願わくばこの後も大きな災厄に見舞われませんように。
鐘楼が新しくなっていますね。今まで無事にやってこられたことに感謝し一つきします。
鐘は今までの鐘です。何万人、何百万人の厄を払ってくれるありがたい鐘です。
奥の院まで来ました。「道了権現」です。
この奥の院までお参りして完了です。
日頃、罰当たりな事ばっかりしてるわしですが、やっぱり「厄年」と聞くと反省至極です。こういうことが無いとなかなか日頃の行いを省みようとは思わないものですね。この歳までのうのうと生きて来られてほんとに感謝しなければいけませんね。
さ、本堂の方に降りてお守りを授かりましょう。
病気の母のために病気平癒のお守りと、本厄であるわしの厄除けのお守りです。
休憩所でお茶をいただきます。
このお釜さんでお湯を沸かしてお茶を淹れているようですね。
鬼瓦と丸に立葵の紋付き瓦。山の緑と青空を見ながら一服です。日頃、山歩きをしているのでそれほど疲労感はありませんが、やはり石段を昇るというのはしんどいものです。
ささ、ゆっくりしたので降りていきましょう。
日が高くなりました。いいお天気ですね。
草津の方が見えています。
石段も多くの人が昇り降りするので修理跡がたくさんあります。
無事に降りて来られましたよ。
降りるのは早いですね。ふうふう言いながら昇ってくる人たちをしり目に軽快に降りてきました。
さ、お昼前の時間です。今回も「薬膳館 茶館喫茶去」さんでお昼ご飯を頂きます。
窓向きの席で嫁はんと並んで座ります。 のどかでええ景色でっせ。
「薬膳粥」だそうです。せっかくですからいただいてみましょう。
お粥さんと点心のセットをいただきます。当然お粥さんは “大” ですよ。
わ~い、おいしそう!
点心は花焼売、肉まん、ちまきです。肉まんが黒いのは黒ゴマと竹炭の色ですよ。左上はえび焼売です。やっぱり冬は暖かいものがうれしいですね。気持ちが豊かになります。
最後に瀬田川河畔から一枚。少し風がありますが寒さを感じさせない風ですね。
今日も55㎜の単焦点一本で来ました。ここしばらくこのレンズで撮ってます。スナップという意味では自分にとってはちょっと狭いかな。いままでズームレンズばっかり(コンデジの頃から)だったので何かしっくりきませんね。
この後、嫁はんが「近江神宮」に行きたいというのでぽちぽちと行ってきました。わしも初めての神社です。
アクセス
- 京滋バイパス「石山IC」より、車で20分程度