4月1日(土) 晴れてお休み
祝! 新年度!
ということで、年度末の忙しさから解放された4月1日(土)、大きな顔して桜を見に行きました。
いや、実はね、たまった仕事繰り越してるんですよ...ま、月曜から頑張ればいいか。
京都市内の桜はそろそろ終わりなので、京都府下の北の方に桜を見に行ってもいいのですが、最近、他府県の桜が気になります。
「桜なんて、どこ行っても桜でしかないし。」
と言われる方もいますが、果たしてそうなのでしょうか?
せっかくいい天気になりそうなので、ここは一発奮起して、他府県に遠征してみましょう。
ということで、久々にガイドブックに載らない京都は「番外編」でお届けします。
んで、どこ行くの?
とーぜん、「桜」がメインなので咲いてるところでないと意味がありません。
それと、ここのところ「一本桜」というのが気になって来てます。京都ではお寺のお庭に立派な「一本桜」が植えられていることはあるのですが、やはり境内という環境はどんだけ作り込んだとしても人工でしかありません。ま、それはそれで芸術的な側面があるのですが、やはり自然の中の「一本桜」にこだわりたいと思います。
日帰りで見られる、現在開花中の「一本桜」を探すと、どうやら奈良県の方にあるようです。
そゆことで、行くぞ奈良県! 目指すは宇陀市!
その中でもあまり人の来なさそうな「諸木野の桜」を見に行くことにしました。以前紹介した「曽爾高原」に行く途中みたいなのでなんとなく道は覚えています。
Googleセンセに案内されてレッツゴー! Googleセンセは普通のカーナビと違って「最速コース」を教えてくれるので大好きです。対向車が来たらすれ違えないような細い道をガンガン走って1時間30分程度で到着しました。
まずは到着してとりあえず一枚。この水田にリフレクションできれいに写るところを探します。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、田植えの時期ではありませんよ。全然早いですよ。水を張ってるのはこの田んぼだけ。周囲の田んぼはカラッカラ。たぶん持ち主の方がわざわざこの桜のために水を貼ってくれているようなのです。
本当に感謝です!
休憩所にあった手描きの案内図。ここは「伊勢本街道」なんですね。
そしてむかしから「諸木野宿」として有名であったようです。
さて、件の桜、地元の方は「牛繋ぎの桜」と呼んでいるようです。
CPLを使ってうまくリフレクションが拾えるようにしているのですが、今日は風があって水面が波立っています。
だいぶんと粘りましたが、風が途絶えることはありません。
ちょっと時間を空けようということで集落内を散歩してみましょう。
先ほどの桜、サイド方向から。けっこう大きな桜の木です。
今日は快晴で真っ青な空です。この赤いのは桃の花のようです。
桜の薄いピンクと桃の濃い赤。なかなかうまく構図を構成できるところがありません。
「牛繋ぎの桜」下側から。電線バシバシなのでちょっと残念ですが生活感があって好きです。
家の屋根に当りそうなぐらい枝を伸ばしている古木です。
今度は山手の方に来てみました。なにかお店でもされているのでしょうか。
桜の向こうの「牛繋ぎの桜」。諸木野には写真が撮れそうなところがけっこうあります。
さて、今度は水田の際にやって来ました。水田の周囲は獣除けの鉄の網が張り巡らされているのですが、ところどころレンズを通した、ひしゃげた四角になっているところがあります。
やっぱりどれだけまっても風がやみません。微妙に波立っていてピンボケというか被写体ボケというか、シャキッとしませんね。
なんか、こっちの方が解放感ある風景で好感が持てます。
もう少しウロウロしてみましょう。 石票がありました。
しかしのどかです。 地域の人は見かけませんが、どうされているのでしょう。こんなに良い天気なのに。
スイセンも見頃です。被写体には困りませんね。
ああ、やっぱり桜は美しい。 京都で見るソメイヨシノとは少し花弁の雰囲気が違います。京都のやつはシュッと伸びてて精悍なイメージなのですが、この花びらはフワフワと柔らかそうな雰囲気を持ってますね。
だいぶんと粘りましたが、今日はリフレクションはうまくいかないようです。ま、そんなこともありますわな。
さ、お昼ご飯にしましょう。休憩所があるのでお借りしてパンを食します。いっぱい買ってきたよ。
休憩所、屋根とテーブル、いすはありますがトイレはありませんのでご注意ください。さて、次はこの近くの「佛隆寺」に行きましょう。そこにも有名な桜があるようです。
アクセス
- 国道369号縁から細い道に分岐して15分程度。すれ違えないところが多くありますのでご注意ください。