7月14日(金) 2日目だよ
九州2日目の朝は薄曇り。2,3日前までは線状降水帯で災害になってTVで流れてたぐらいですから、雨が降らないだけでも幸いです。
今夜の宿泊地、日田市が特に被害が大きかったようで高速道路は土砂崩れで通行止め、下道しか使えないのでタイムスケジュールが少し窮屈になってます。
お世話になった「亀の井ホテル 阿蘇」。むっちゃ快適でしたよ。
前回の九州旅行で阿蘇周辺は大観峰など有名どころは回ったので、今回は少しマイナーな所に行ってみます。
そらふねの桟橋
以前、ブラタモリで紹介されたところです。
「田子山(たんごやま)森林公園」の中にあります。山の上の方まで車で上がって駐車場に停めました。
「そらふねの桟橋」までは歩いて15分も掛かりません。
途中、小さなカフェがあるのですが、平日+早朝なので当然あいてませんでした。
おお、見えたぞ。
「田子山」の山頂です。
これこれ。
わ~い、到着。
ただこれだけのモノなんですけど、すごく気持ちいいですよ。
先端まで来てみました。 高所恐怖症なのでへその下がスースーしてます。
ちょっと雲がかかってますけど、良い眺め。
なんか、あそこ、ブラタモリでやってたような...忘れてしまいました。
頂上は広場になってますのでお弁当広げるには良さげです。
さて、ぼちぼち戻りましょう。
お、なんかいるよ。
めぇーめぇーヤギさんたち、放牧中のようです。
鍋ヶ滝
ここもロケ地とは関係何のですけど、『水』つながりで寄ってみました。
なんと、滝の裏側に回れるんですよ。 ちょっと楽しみ。
入場するにはWebで事前予約が必要です。土日はけっこう混むようですが、わしが行った平日はガラガラだったので、受付の前でスマホポチポチしてたら係りの人が今はすいてるからいいですよって、入らしてくれました。
滝の方に降りていきます。
おおおおお、先日からの豪雨ですんごい流量になってます。 ずどどどどど~~~って音で至近距離でも会話が通りません。
火砕流で張り出したところの下側が侵食されて滝の下側に入れるようになったみたいです。
滝の中に入る道はとっても狭いので入場制限しないと事故につながりそうです。でも、今日はガラガラというか、貸切状態なのでスイスイですよ。
うええええ、すんごい水しぶきで前進ずぶ濡れです。カメラドボドボになって、レンズを拭いては1枚撮って、また拭いて と繰り返します。通常時はもっと奥の方までいけるようですが、今日は道が水没していてここが精いっぱい。まさにウルトラホーク3号になった気分です。
水のカーテンどころの話ではないですよ。まんまダムの放水。 ずぶぬれになっても気持ちいです。
画像が暗くなるんですけど高速シャッター切ってみました。こうすると水のカーテンというのもわかります。
しかし実際はこの流量でとめどなく落ちてきます。
外から撮ると新緑と相まってとても良い感じです。
鍋ヶ滝でのお気にの1枚。三脚立ててスローシャッターを切れば滝の流れが帯のようになるでしょうけど、道が狭くて誰かが来るととっても邪魔なので手持ちで撮ります。でもこんだけ流れてたら十分です。
さて、戻りましょう。ずぶぬれで駐車場まで登って行きます。カメラ、一応防塵防滴なのですけど、大丈夫かなぁ。
浮羽稲荷神社
さて、今回は二階堂のCM『水のため息』を巡る旅なのでロケ地を目指すのですが、その途中で鳥居のきれいな神社があるというので寄り道しました。
山の上の方にある神社の側に駐車場があります。
山の下から鳥居が続いているのですが、山の下で駐車場が発見できなかったので、手抜きして山の上に来ましたよ。
伏見のお稲荷さんも千本鳥居が有名ですが、ここは鳥居がまっすぐ続いていて気持ちが良いです。
じゃあ、残り少しだけですけど石段登ってお詣りします。
本殿前にきました。
中まで朱色ですね。
神額がかっこいいですね。
りりしいキツネさん。
ちょっと怖くてタジタジとなりそうです。
駐車場のまだ上の方に展望の良い広場があります。(車で1,2分)
ロケ地 その3 『朝倉揚水車(三連水車)』
やっとロケ地です。朝倉市の「三連水車」を見に来ました。
道の駅「三連水車の里あさくら」に車を停めて昼食です。で、お腹も膨れたので「三連水車」を見に行きます。道の駅にも等大のレプリカがあるのですが、やっぱり本物が良いので歩いて見に行きましょう。道の駅から10分ぐらいです。
発見。これはいくつかある水車のうち「菱野の三連水車」と呼ばれているものです。
少し古いのですが説明書きがあります。
↑CMから拝借。 CMではなみなみと水を運び上げているのですが...
ち~ん、水ありません。 なんで水が無いかはこの後わかります。
う~ん、残念。
田んぼに溶け込んでいます。
こちらは「三島の二連水車」です。
しかし、うまく作ってますねぇ。
先ほどの三連水車の水路の上流の方に行くと...
川から水路に流れ込むところが、先日の豪雨で土砂が堆積してしまい水が流れなくなっていました。そら、水が無いわな...すごい豪雨だったようですね。
ロケ地 その4 『朝倉市秋月 野鳥川のいまこうじ橋」
さてさて、次のロケ地です。今度は同じ朝倉市内の秋月にやって来ました。ここは「秋月城」の城下町で古い街並みが残っているところです。今回は時間がないので城下町観光はパスしてロケ地を探します。
良い感じの街並みでしょ。ゆっくり巡ると良さそうです。
山からの水も勢いがあります。
どこもかしこもすんごい水です。
あちこちにある白壁が良い感じを醸し出しています。
さて、ロケ地はこの「野鳥川」のどこかのようなので川の沿って見ていきます。
発見しました。この「いまこうじ橋」から撮ったようですね。
↑CMから拝借。 静かな流れですね。通常時はこんな感じなのでしょう。
でも今回は豪雨の後でどんぶらこっこ状態です。道から通路の方の降りて見ます。
CMではもう一段下の川岸に降りてるようですが、本日、川岸は水没してますよ。とほほ。
橋の上から見ると良い景色ですね。よくこんなところを探し出してくるものです。
この近くの『小石原川』でもロケをしているようですが、濁流で中州とか全然なかったのでどこで撮っているのか全然わかりませんでした。またまたとほほです。
ロケ地 その5 『うきは市吉井町 南新川』
今度のロケ地はしっかりと場所が分かったのですが...
なんかわしの行くとこ行くとこ、びみょーにCMの画像と同じにはなりませんね。
うきは市吉井町に来ました。ここも古い街並みが残っていてのんびりと散策したくなります。
水路沿いには散策路が設けられています。
ガス灯風の街路灯。
お月さんのステンドグラス。ここ、ステンドグラスのお店なんですけど、真ん前にでかでかと撮影禁止!って書いてありました。迷惑被ってらっしゃるんでしょうね。とっても素敵なお店だったんですけど。
瓦?で作ったウサギの装飾。お月さんが良いですね。
やっとロケ地を見つけましたよ。
↑CMから拝借。
ここなんですけど。 夏祭りが近いようで、ぼんぼりが立ってます。今まさに立てているところのようです。画像では切れていますけど、左側で若い人たちが配線しながら立ててます。
ちょっとねぇ。雰囲気が全然違ってますねぇ...
ロケ地 その6 『うきは市吉井町 角間天秤』
次は同じ吉井町にある「角間天秤」です。
おお、あそこの川が分岐しているところのようです。ぐるっと回らないと降りられませんね。
観光のモデルコースになっているのでしょうか。
↑CMから拝借。
まぁ、ここは雰囲気似てますね。
水の中にある石がわかるでしょうか。3つの石で分岐する水路に流れ込む水の量を調整しています。それに加えて、この少し手前で川を蛇行させて水の流れを緩やかにしているとのことです。
この石、豪雨とかで流れていかへんのかな?
上流から見るとこんな感じです。先人のすごい知恵ですね。
ロケ地 その7 『⽇⽥市天瀬町 第五玖珠川橋梁』
本日の最後は、今回一番楽しみにしていたロケ地です。
久大本線の「第五玖珠川橋梁」です。
↑CMから拝借。 2両編成のタラコ列車が地方感をぷんぷんと発揮して走っています。
多分この辺りがロケ地でしょう。そろそろ隣の駅を列車が出発するので、もうじき左の方から走ってくると思われます。タラコ列車かな? ドキ、ドキ。
... 10分経過。 豪雨災害の後やから遅れてるのかな。 スマホで見ると隣の駅出発して走行中になってるけど...
...20分経過。 きーひんで。
後でわかったんですけど、豪雨災害で、隣の駅で折り返し運転になってました。ちょうどこの区間が走行不能になっていたようです。(爆)
なんか、ピシッとしませんねぇ。
宿泊
2泊目は「第五玖珠川橋梁」から車で10分ぐらいのホテル「渓仙閣」さんに宿泊です。
わ~い、今夜も乾杯だ!
お肉も、
イワナも、
とってもうまかったです。お腹満腹でゆっくりと休めましたよ。
さあ、明日は少し距離を伸ばして福岡市内まで向かいます。この近所で高速道路が通行止めになっているので少し時間がかかるようですね。
その3に続く。
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アクセス
- そらふねの桟橋
- 鍋ヶ滝
- 浮羽稲荷神社
- 朝倉の三連水車
- いまこうじ橋(33°28’04.4″N 130°41’19.9″E)
- 南新川(33°20’39.4″N 130°45’37.7″E)
- 角間天秤
- 第五玖珠川橋梁