子供たちの成長を見守るお地蔵さん
京都市内には至るところ、あちこちに「お地蔵さん」があります。そして、お地蔵さんにもいろいろと名前があって「~地蔵」と呼ばれるところがたくさんあります。今回は「延命地蔵大菩薩」です。
「延命地蔵大菩薩」といっても、これまた同じ名前のお地蔵さんがたくさんあるのでややこしいのですが、今回は「京都市上京区養安町」の「延命地蔵大菩薩」です。烏丸丸太町の近所です。
まずは行ってみましょう。
烏丸丸太町の交差点から、烏丸通の西側にある歩道を北に向かって歩き出すと、木の塀が途切れるところがあります。
こんな風に、路地になっています。こんな路地を見つけると、とりあえず「なんかないかな?」と入ってみたくなるのが性分。
おお、ずっと奥まで続いているではないですか。実は上の画像に移っているどん突きは、行き止まりではなくて、右の方向に路地が続いています。
で、右に続く路地の入り口から見た画像がこれ。こちらから見ても、先ほどと同じどん突きしか見えませんね。
んでもって、そのどん突きに鎮座しているのが、今回の目的である「延命地蔵大菩薩」です。
この路地の住人の方々がきれいにされているのでしょうね。
提灯にもビニールの覆いがされています。
京都ではお地蔵さんが地域を守るという信仰、特に地域の子供たちを守るという信仰があるので、どこでもきれいに整備されています。延命のご利益に預かれるようお参りしていきます。
交通量が多くて少しやかましいぐらいの烏丸通りですが、路地を入るとひっそりとしています。昔は路地に入ると子供たちが遊んでいたのですが、最近は少なくなりました。少しさみしいですね。
アクセス
- 京都市バス「烏丸丸太町」下車、徒歩3分