高師直邸趾
高師直(こうのもろなお)は足利尊氏を支えた、室町幕府のNo2です。室町幕府成立の立役者と言っても過言ではありません。また、南北朝の争いでも功績をあげています。
その高師直の屋敷があったところが「船ばし」と呼ばれていました。
堀川は昔からよく氾濫し、その時には船を並べて橋としました。これが船橋と呼ばれるゆえんです。
師直は足利直義と利害対立が頻発し、最初は直義を抑えますが、最終的には直義派に殺されてしまいます。
室町幕府は花の御所などと言いますが、成立の時から争いが絶えず、応仁の乱などにより京の都は混沌とした世の中が続きます。
この石碑があるのは「鶴屋吉信」さんのお店の前です。「京観世」はとってもおいしいし、ぜひともご賞味いただきたいお菓子です。喫茶もありますのでごゆっくりどうぞ。
アクセス
- 京都市バス「堀川今出川」下車、徒歩すぐ
場所は「鶴屋吉信」さんの店先です。