日本一
酷暑も一段落したようで、日中は暑いですがそれでも過ごしやすくなってきましたね。
8月22日(木)から24日(土)まで、夏休みを取って(まだ休むんかい...)奈良県や和歌山県をめぐってきました。いつも京都のことばかりなので、たまには番外編として他府県の紹介もしてみましょう。
今回は「谷瀬(たにせ)の吊り橋」です。「十津川郷士」で有名な奈良県の「十津川村」に掛かる生活用の吊り橋としては日本一の橋です。
ま、奈良県のガイドブックには しこたま載っているんでしょうけど、ご勘弁ください。
家を出たのが午前5時。最寄りのインターチェンジから高速道路で奈良県五條市を目指します。朝早くは道路が空いているので、ゆっくり走っても3時間かからずに「谷瀬の吊り橋」の到着しました。
朝7時45分、村営駐車場。観光客は私らだけ。料金所のおばちゃんしかいませんよ。
平日の朝早くからくる人はおらんようですね。
駐車場を出て「谷瀬の吊り橋」を目指します。
と、いきなり駐車場の出口から見えました。すぐそこです。
前の道が狭くて、後ろが山肌なので全景を撮ろうと思ってもこれが精いっぱいの24㎜です。もっと広角がいりますね。
「危険ですから一度に20人以上渡れません」と注意書き。おっかないなぁ~。
向こうの端までだ~れもいません。いつもながらに独り占め。
渡る前にはやる心を抑えて写真撮影。
「長さ297.7m川からの高さ54m」だそうです。
では、渡りましょうか。
下を見ると吸い込まれそうです。でね、真ん中辺はとっても揺れるんです。上下ではなくて真横、左右方向にスライドする感じで揺れます。
下に見える建物がとっても小さいです。
反対側につきました。
慣れてる地元の人は自転車で通るとか聞きましたが、これは根性がいりますね。
この橋ができるまでは、丸太で作った橋だったので、すぐに流されてばかりだったそうですよ。
さて、戻りましょうか。下のキャンプ場の車がちっこいです。ミニカーよりも小さく見えます。
振り返ると、お~こわ。揺れてる揺れてる。この幅で他人と行き違うのは勘弁してほしいですよ。木の板の橋の方には立ちたくありませんね。
慣れると、どうってことはないのでしょうけど、ビジターである私はへっぴり腰で腰を突き出して歩いてました。特に真ん中辺はよく揺れるのでドキドキします。なんせ掴まるものがないので手を振り回したり、体をよじったりしないと真っ直ぐに歩けないんですよ。これ、20人も歩いていたら揺れが相当じゃないんでしょうか。
見晴らしのいいところは大好きですが、ここはヘソの下がスースーするぐらいのスリルが味わえます。一度体験してみてください。
【番外編 奈良 十津川 熊野古道 果無集落】に続く
アクセス
- 奈良県五條市から車で1時間ほど