ご当地パン
もう一つ、坂本で食べた物の紹介です。
琵琶湖湖岸で「坂本城」に関する史跡を訪ねた後、「日吉大社」に向かおうと下阪本から歩いている時に、観光案内所でもらったパンフレットを見ていると、「名物 石積みのパン」と書かれているのを発見しました。
もうね、はらぺこぺこ!
つーことで、ちょっとより道しようと、「日吉大社」は後回しにして、いそいそとより道より道。
山手の方に向かって歩くので、だんだんと坂がきつくなってくるのですが、目の前にニンジンぶら下げられると歩くスピードもどんどん速くなります。
京阪石山坂本線の「松ノ馬場」駅を通り過ぎて、どん突きかな?と思わせる交差点を右に曲がると、見えてきました。
「パン工房 西洋軒」さんです。光の加減で、ショーウィンドーにお向かいの石垣が写ってるだけで、店の前に立つとおいしそうなパンが並んでいるのが見えますよ。
ちょっと、お店の中の写真を撮らせていただきました。
これですよ、これ! 「名物 石積みのパン」。他にも 甘い系 のパンから プレーン系、総菜パンなどバラエティー豊かにおいしそうなパンが並んでいます。ちょうど午前中のおやつタイムなので、パンと飲み物を買いました。
で、店の前でガっつくのもお行儀が悪いので、近くの「滋賀院門跡」まで歩くことに。参道にベンチがあったので、ちょっと休憩させていただいておやつタイム。
まずは「石積みのパン」。おっと袋のままですね。
これです。「石積み」という名前がついているのですが、かぶりついてみると、白石にはクルミ、黒石にはレーズンを用いて石積み独特の感じが表現されています。ほんでもって、表面がクッキー生地なので、菓子パンの柔らかな食感とクッキー生地のサクサクした食感が合わさってとても豪華な感じがします。極めつけは、真ん中の「栗あん」。これうまいです。秋から冬に掛けては「栗あん」で、春から夏に掛けては「うぐいすあん」を使っているそうです。
それから、ショーウィンドーで目を引いたのが「たこやきパン」。ちゃんとたこ焼きが2個入ってますし、青のりやショウガも乗っかっていて、大変お得で満足感が得られます。ちょっと口の周りが汚れますが、これは食べておくべきですよ。
そんでもって、最後には甘い系の王様、「あんぱん」です。ちょっと、あぶらとお砂糖でカロリー高めですが、むっちゃくちゃお腹が減っているので、行っときます。
西洋軒さんのHPを見てびっくりしたのが、創業大正12年。ほんでもって安心安全のために「添加物を使わない」パンを作っているそうです。坂本を訪れた折にはぜひとも食べてみてください。
アクセス
- 京阪石山坂本線「松ノ馬場」下車、徒歩5分