これと言って、何もないところなのですが…
吉田山の上の児童公園です。山と言っても低い山で、あっという間に上れます。小高い丘と言った感じです。
この界隈では有名なカフェ＆お茶室「茂庵（もあん）」の南側にある公園です。
茂庵はガイドにはよく載っているので、そちらを見てもらった方がいいと思います。とっても景色のいいカフェですよ。建物の雰囲気もいいし、それこそ「京都」を感じられます。
で、その南側の「吉田山公園」ですが、はっきり言って何もありません。大文字の時によく見える場所というぐらいの長所しかないところですが、ひなびた雰囲気がなかなかそそります。
夕陽を見に上ってみました。
アプローチはいろいろ
京大正門前から吉田神社に向かって歩いてもよし、今出川通りから縦に上ってもよし、白河通りから真如堂の横を通って上ってもよし、南側は金戒光明寺の横から上ってもよしと、四方八方から上れます。
私は白河通りのフレスコの横から上りました。
最後の方だけちょっときつい上り坂ですが、100mちょっとだけです。
吉田山公園の夕日
公園の近くは石段が創られています。
木々が生い茂り、緑がきれいです。
児童公園自体はこんな感じですが、この周りの林の中にはあちこちにベンチや縁台（ほんまに木でできた夕涼みの縁台）があって、ゆっくりと座れます。
夕方なので、誰もいません。
「旧制第三高寮歌の碑」です。
「紅もゆる丘の花」
その「旧制第三高等学校（現：京都大学吉田南キャンパス）」の方向です。
夕暮れ時となりました。天気がいいのできれいな夕焼けです。
今日は晴天で雲一つなく、真っ赤な京都が見られました。とってもきれいです。
吉田山公園は、高度経済成長のころには子供であふれかえっていたのでしょうが、現在の少子高齢化の波で子供の姿もあまり見られず、閑散としています。
吉田神社にお詣りして、吉田山公園を抜けて茂庵へ行くというのが良いコースかと思います。
アクセス
- 京都市バス「京大正門前」下車、徒歩15分