海の幸
2日目のお昼は海の幸!と決めていたので、目的地に向かいます。
「大王崎」からは国道260号線を少し走り、その後は昨日走った「パールロード(県道128号線)」を走ります。土曜日なのですが、交通量も少なめで走りやすく快適。
で、お昼ご飯おまえに、まずは「パールロード」の「鳥羽展望台」に寄りました。
「鳥羽展望台」は「食国蔵王」というなまえのきれいな施設で「VistaMare(ヴィスタ・マーレ)」という展望レストランがあるのですが、値段がちょっとお高め。もしも、私の目的地がいっぱいで長時間待ちならここで食べようと、ちょっと下見です。(ちなみに「食国蔵王」は「おすくにくらおう」と読むそうですよ。絶対に読めまへんがな...)
「鳥羽展望台」は初日の出を拝めるスポットとして有名です。
でも今日はあいにくの曇り空。寒風がピューピューと吹き付けるので、あまり長いこと景色を見ている余裕はありません。
やっぱ、こういうところは晴れの日に限りますね。
でっかい本の石碑がありました。なんかなと思って見に行くと「鳥羽一郎」さんの「兄弟酒」書かれています。なるほど、ここから「鳥羽」を取ったということですね。
歌碑の由来も書かれています。
もう寒いので、展望はこれぐらいにして車に戻ります。
で、私が向かうのは「鳥羽展望台」から来るまで10分ほどの「与吉屋」さんという牡蠣の専門店です。せっかく伊勢志摩に来たのですから、牡蠣を食さないと...
でも「与吉屋」さんは超人気店で予約をしていないと長時間並んで待たないと行けないという前情報。いっぱいで時間待ちが長いならさっきの「食国蔵王」まで戻って、カキフライでも食べるかと、けっこう気長に構えていきました。
んで、着いてみると、ちょうど車一台の駐車スペースが空いていてラッキー。さっそく中に入ると、「時間待ちなしで、今すぐ食べられますよ。」と拍子抜け。
ちょっとトランス状態というか、興奮状態でお店の前の写真を撮り忘れてました。
定食もいろいろとあるのですが、今回は「牡蠣」に特化して、
カキフライ、牡蠣ごはん、お味噌汁、牡蠣バット
を注文。
わしは最初、「牡蠣バット」がわかりまへんでした。頭の中には「バット(野球用)」がグルグル。「どんなもんが出てくんのやろ。」と心待ちに待っていると...
おお、その手があったか。「bat」ではなくて「vat」ですね。
もうね、幸せ。お店でナイフは用意してくれるのですが、手が汚れるとカメラが使えないので、デポのビニール手袋とボックスティッシュ、アルコール消毒液持参です。いきなりビニール手袋してカキの貝殻を割る私を見て周りの人たちはちょっと引いてましたが、そんなことお構いなしに、どんどんと身を取り出していきます。
カキフライ美味です。ジューシーですね。さすが玄人が揚げるとこんなにうまく揚げられるのかと感心します。食中毒防止にしっかりと火は通っているのですが、牡蠣の柔らかさと水気はしっかりと残っています。
牡蠣ごはんも身がたっぷり入ってたまらん風味です。
時間待ちなしで、はら、パンパンになるまでいただきました。さすが、海の近くはええのう。時間待ちなしは新型コロナのおかげかな。私にとってはラッキーでしたよ。
このあとに「二見ヶ浦」で夫婦岩など見て散策したのですが、この辺はガイドブックに載ってるであろうから割愛して、次の記事ではおやつの所だけ紹介しましょう。
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アクセス
- 与吉屋・・・伊勢ICから車で20分ほど。