30数年ぶりに来てみた。
朝早くから岡山県の総社市にある「鬼ノ城」を巡ったのですが、せっかく岡山まで来ているのですから、もう少し岡山を見ていこうと「倉敷」の美観地区に行くことにしました。
「鬼ノ城」から「倉敷」までは車で1時間弱。ちょうどお昼過ぎに到着の予定です。新型コロナウィルスの流行で、感染がちょっと心配だったのですが、私が訪れた3月14日(土)時点では、まだパンデミックというほどでもなく、岡山での感染者は0で、観光や移動も制限されてはいませんでした。
「鬼ノ城」は人がそんなに来るところではないので、まあ大丈夫でしょうけど、「倉敷」の美観地区はどれぐらいの人出なのかわかりません。人いっぱいならやめとこと、マスクと手指消毒用のアルコール製剤を大量に持って向かいます。(実は消毒大好き人間なので、コロナ以前から、消毒用のアルコールや次亜塩素酸系の消毒剤は、一般の人が見たらちょっと引くぐらいの量をいつも備蓄しています。)
「鬼ノ城」から1時間弱で倉敷に来ました。車は市営駐車場に停めて散策開始です。土曜日のお昼なのですが、市営駐車場にも空きがあってそんなに混んでる印象ではありませんでした。
地下道を通って大通りの反対側に出て「美観地区」に向かいます。
やってきました、倉敷の「美観地区」です。
当然、観光の方もいらっしゃいますが、混雑というほどではないので、ちょっとだけ見ていきましょうか。
時々、雨がぱらぱらと降ります。傘をさすほどでもないのでこのまま散策しましょう。
3月半ばなので、そんなに寒くはありません。若葉がちょろちょろと目を出しはじめています。
そういえば、ここに来るのは大学生以来、30数年ぶりになります。
あんまり鮮明な記憶は残っていないのですが、なんか昔と変わったなぁ、という感じがします。(30年たってるからね...)
以前来たのは、夏の熱い真っ盛りでした。倉敷川のほとりが涼しかった記憶があります。
最近、どこに行ってもよく見かけます。ここの「書状集箱」は明治4年の郵便事業創業時と同じ形だそうです。投函すると、ちゃんと収集されるそうです。
柳の枝もまだほんの少ししか葉っぱをつけていません。
コイがいっぱいいます。
龍の彫刻。
「大原美術館」です。コロナ流行ってますけど、この時はまだ開館してました。以前来た時には入館したのですが今回はパス。
ハクチョウが優雅に泳いでいます。
川沿いの道からちょっと中に入ると誰もいません。やっぱり観光客は少ないんですね。倉敷では有名な「なまこ壁」です。
瓦を張り付けて、目地に漆喰を塗るのですが、半月上に盛り上がってる姿を「なまこ」と表現しているそうです。
「中国銀行倉敷本町出張所」のレトロな建物。
なかなかこった意匠です。
倉敷川から離れても昔の景観が保たれています。
「倉敷川畔美観地区鳥瞰絵図」です。右上の方に、こんもりとした山がありますね。ここに向かいmす。
電信棒や電線がない昔ながらの景色。
少し道が細くなりました。
「阿智神社」です。さっきの「山」の正体は。
街の真ん中に山があって神社が祀られています。
ま、当然階段ですわな。
登り口の灯籠。写真撮ったりして逃げてます。
じたばたしても仕方ないので登ります。ひぃこら。
「前宮」だそうです。「御神域を守護する海宮」と書かれています。
お、なんか咲いています。地元ではあまり見かけない色の花です。
半分ぐらい登ったかな。
まだ続きますよ。
その前に手水舎へ。
やっと山門です。
山門のすぐ向こう側に拝殿があります。
ぶっとい注連縄です。
「阿智神社」の神額です。
ご神鏡が見えます。
しかし、立派な神社ですね。
説明書きによると、東漢氏の祖先であり、応神天皇の時代に十七県の漢人を率いて帰化した「阿智使主」「都加使主」の奉斎する神社として始まったようです。
山の上の頂上部分に所狭しと摂社や庭園があります。
やっぱりコロナのせいなのか、参拝の方が全然いませんよ。せっかくですから境内を巡りましょうか。
「筆塚」です。
社庫もなまこ壁です。
社庫のお隣は「護国神社」です。
こちらは「菅原神社」です。
そのお隣はお稲荷さんの「城山稲荷」です。
「素戔嗚尊」をお祀りした「荒神社」です。
屋根が立派ですね。
その前にある狛犬ですが、ライオンっぽいですね。大きな璧を抱えています。
これはなに?七福神?
阿智神社の絵馬です。なんか干支大集合で、むっちゃ縁起のよさそうな絵ですね。
おっと、屋根の上にハトが並んでいます。
倉敷市内の眺望。
美観地区の倉敷川あたり。瓦屋根がたくさんあって独特の雰囲気ですね。
さてぼちぼち降りましょう。山門の裏側です。
モクレンですかね? とっても白がきれいです。
降りるのは楽。
良い街並みですね。
さて、お腹が減ってきたので、少し遅めなのですがお昼ご飯にしましょうか。お目当てのお店があるんですよ。
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アクセス
- 山陽自動車道「倉敷IC」より、車で20分程度