山の手探索
「葉山観音」が土砂崩れで拝観できないので、意気消沈してそのまま南の方に進みました。
夕方に「白川通り」の方で用事があるのでぼちぼちと戻ります。少し南に向かって歩いたところで...
なんか、山の方に向かう階段がありますよ。ちょっと変わった階段で、左半分はこの家の方の通用路ですが、右半分はとっても古い石段になって奥まで続いています。なんかありそう。
登って行ってみると、供養塔が見えるので墓地のようです。
何と立派な墓地が出現。
左手の方に何やら立っているので見に来ました。
「林丘寺宮墓地」だそうです。宮内庁管轄ですよ。
帰ってから調べてみると、江戸時代初期から中期の皇族、「元瑶(げんよう)内親王」、「元秀(げんしゅう)女王」、「元敞(げんしょう)女王」のお墓だそうです。「元瑶内親王」は「修学院離宮」にくっつくようにしてある「林丘寺」の開基だそうです。「林丘寺」からはけっこう離れた、こんな所にあるんですね。
石段から南の方(向かって右)にもたくさんお墓が立っていますが、もうあまり時間がないので詳しくは探索できません。ぼちぼち戻りましょう。
この辺りはあまり観光客も来ないし、GoogleMapにも載っていない史跡や旧跡などがまだあります。スマホに頼らないで自分の目で見て何か探してみるのも楽しいですよ。
アクセス
- 京都市バス「一乗寺清水町」下車、徒歩15分