亀岡自慢
以前、四国を旅行した時に「四万十川」の沈下橋にとっても興奮しました。
でも、良く考えてみると、我が亀岡市にも沈下橋があるんですよ。 規模は小さいですけど。
その名も「保津小橋」。”橋” といわず “小橋” という控えめなのが なかなか好感度を上げていると思います。
で、運動不足の折、「保津小橋」を渡って保津川の堤防などを散歩し、少しは痩せようかと思った次第です。
JRで行ってもいいのですが、他にも用事があるので「保津小橋」の北詰にあるキャンプ場まで車で行きました。無料ですし車を停める場所はけっこうあります。
天気も良くないのでさすがに人もいません。天気予報では1時間後に雨が降ってきます。
堤防から河川敷の方に降りる道にある「保津小橋」の石票。これはけっこう新しいものでしょう。
車は右上の土手から降りてきてこの道を走って「保津小橋」に行きます。ほんで、あの車の向こう側はキャンプ場です。(うちの車とは違います。)
標識を曲がると...
出ました! 沈下橋! 「保津小橋」です。
この、欄干が無いというのに転落防止の段差の低いことといったらありません。車はハンドル操作を誤るといとも簡単に転落してしまいますよ。
本日、川の水量は少ないですが、それでもちょっと緊張してしまいます。
もちろん、この川は「保津川」です。保津川下りで有名な。
下流方向。
上流方向。
けっこう、ゴゴゴゴゴーって音してます。
保津川下りの船は、あの鉄板と鉄板の間を通って行きます。
渡り切りました。
南詰にも2.0tの標識。乗用車ならOKですけど、トラックになるとちょっと厳しいかな。
以前は、もっとボロっちいコンクリートだったんですけど、改修で少し新しくなりました。その前はなんか、コンクリートとか木とか使ったハイブリッドな橋だったような気もしますけど、記憶違いかな。
こうして見ると、レンズの効果で幅広く見えますけど、実際にここに立つと軽自動車でもヒヤッとします。
さて、南側の堤防を歩きましょう。
なんか咲いてます。
晩秋になると、一面ススキの原っぱになります。
よく見ると、あちこちに花が咲いてるんですよね。
堤防の上に立つと「保津小橋」が小さく見えます。日吉ダムができるまでは、大型台風が来ると、この堤防の辺まで水位が上昇することが多々ありました。当然、「保津小橋」はどっぷりとつかってしまいます。
今度は土手下の道を歩きましょう。
今年も稲がたわわに実ってます。
「雑水川(ぞずがわ)」まで来ました。西山の方から流れてきて、亀山城の堀に注ぎ、堀からここを通って保津川に注ぎます。
むむ。ちょっと遠くて小さいのですが、JRの「森の京都号」が走ってます。茶色と黄色の紅葉カラーです
おお、「盗人萩」です。無知な私もこれぐらいは知ってますよ。「別名くっつき虫」です。
JRの線路に近くなりました。とっても残念なお知らせですが、JR嵯峨野線、10月2日のダイヤ改正で平日昼間の本数が大幅減便になるようです。
1時間後に雨模様なんですけど、青空も出てます。牛松山。登ってる人いるかな。
保津川遊船の乗り場まで来ました。「保津橋」です。亀人は「保津大橋」と呼びます。
今日は天気が良くないということもありますが、緊急事態宣言で観光客は激減です。
あれ、こんなのあったっけ?
「夏目漱石 保津川清遊記念碑」だそうです。ふ~ん。
では「保津大橋」を渡って、北側の堤防を歩きましょう。
「保津大橋」の登り口に標識があります。『麒麟がくる』のおかげで色々と整備されましたね。
では、昇って行きます。
田んぼ、一望。 「田んぼアート」とかやったら面白いのにね。
渡って行きま~す。
さっきまで青空だった牛松山、もうじき雲にのまれそうです。背後の愛宕山はもうすでに雲の中。
保津川の真ん中辺かな。
この、橋を吊ってるロープじゃないけど、鉄の管みたいなやつ、LEDか何かが組み込まれていて夜な夜な怪しい色に光ります。
見えてきました。北側の堤防の遊歩道です。あこを歩いて出発地点に戻ります。
「保津大橋」の北詰に来ました。
この遊歩道、桜並木なんですけども、今、毛虫が大発生しています。木によっては葉っぱが無くなって、はげちょろけで地面は毛虫のフンだらけです。
てなことで遊歩道の終点まで来ました。
一周1時間ぐらいかな。ウォーキングにはちょうどいい感じでしたよ。
で、予報通り雨がぽつぽつ...最近の天気予報はなかなか正確ですね。桜の季節やススキの季節に楽しめる散歩コースです。よかったら一度歩いてみてください。
アクセス
- JR嵯峨野線「亀岡駅」下車、徒歩30分程度