京都の萩(はぎ)といえば...
秋になると「萩」の花が咲きますね。そろそろ季節。「萩」と聞くと山口県の「萩市」しか思い浮かばない私は、やはり風流味に欠けるんでしょうね。
ま、そんなことどうでもいいのですが、せっかくですから京都の「萩」を紹介しましょう。
京都の萩といえば京都民は口を揃えて「梨木神社」と答えが返ってきます。他に咲いているところもあるのですが、なにかしらみなさん「梨木神社」が思い浮かぶよう。というのも京都では萩といえば梨木神社の「萩まつり」が有名なので、みな同じ答えになるんでしょう。
でも残念ながら、今年も新型コロナウィルスの為に「萩まつり」は神事のみ。奉納の行事やお茶席はありません。
日中は人出も多いことでしょうから、朝一番にちらっと見に行きましょう。私が訪れたのは「萩まつり」の最終日にあたる9月20日(祝)の7時前です。
私はいつも丸太町通りから寺町を歩いてくるので、一番に目に入るのがこの看板です。
その横に一の鳥居。でも、ここからは進めません。境内をマンションにしたからです。
寺町通りをもう少し上がって弐の鳥居のところから入ります。
弐の鳥居からは真っ直ぐに参詣道が伸びてます。当然両脇は萩の花。
「萩まつり」のあいだ歌が書かれた短冊が飾られています。
で、お目当ての萩の花は...
まだ咲き始めですね。
枝の先の方から少しずつ開花しています。
ほんとに小さい花なのでなかなか写真が撮りにくいです。
すこ~し風もあるのでピントがうまく合いません。
「梨木神社」といえば「染井」が有名です。
今日もきれい梨水が湧いています。
ささ、お詣りしましょう。
神門をくぐると拝殿が目に入ります。ほんとならここで色々な奉納行事が行われる予定だったんですけどね。残念。
その奥が本殿です。
何はさておき、コロナ禍が早く収まるようにお願いです。
萩の花といえば、この赤紫色がメインですが...
白いのもあるんですよ。とっても清楚な印象です。
朝早いので誰にも合いませんでしたよ。
静かな境内で萩の花が堪能できました。私はとっても幸せ者だと思います。
人が増える前に御所を抜けてぼちぼち歩きましょう。
アクセス
- 京都市バス「府立医大病院前」下車、徒歩3分