曼珠沙華
今日から10月、後半戦に突入です。年度末に向けてまっしぐら!
と、いうほど仕事には熱が入らない私ですが、下半期もぼちぼちと取り組みたいと思ってます。適当に有給休暇を取りながら...
ま、そんなことはどうでもいいのですが、この初秋に撮った彼岸花の写真をいくつか紹介しましょう。
彼岸花はその名の通り、秋のお彼岸前後に咲く花です。「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」という呼び方をする所も多いようですが、普通は「ヒガンバナ」ですよね。
昔、私が小さい頃は「彼岸花は家に持って帰ったらあかん。火事になる。」とよく言われたものです。それほど真っ赤で情熱的な印象の花です。
昨年は少な目だったんですけども、今年はけっこうな数の花が咲いていました。夏の後半が天候不順で雨が多かったせいもあるのでしょうか?
まずは、亀岡市の保津町で撮った写真です。
ヒガンバナは上の画像のように田んぼの「畦(あぜ)」に勝手に咲く花です。いきなり茎がニョキッと生えてきて、これまたいきなり花がパッと咲く、雨後のキノコのような成長の仕方をします。
華奢できれいな花ですよね。
なんとも言えない独特の花びらをしています。
そろそろ夕暮れ。
明日も晴れかな?
日没寸前の幻想的な風景。
なかなかいいでしょ。けっこう気に入ってます。
さて、こちらは亀岡市曽我部町で撮った写真です。毎年「穴太寺」付近のヒガンバナがメディアで取り上げられるので人がいっぱい来るのですが、ちょっと離れた所で撮ってます。
うまい具合に写真を撮っているところに飛んできました。
この日は朝一番に少しだけ霧が出たので水滴が残ってます。
子供の頃、学校帰りに見ていた風景です。とっても懐かしいですよ。
この赤は病み付きになりますね。自然の写真を撮っているとなかなか鮮やかな赤には出会えません。紅葉は気候によってはくすんだ色で終わってしまうこともあるのですが、ヒガンバナは毎年鮮やかな赤を演出してくれます。
珍しくテントウムシ。
ヒガンバナは鮮やかな赤からだんだんと白っぽくなって終わります。
ヒガンバナって、葉っぱが無いでしょ。花が終わったら茎はいっぺん枯れてしまいます。で、その後、晩秋に地面から葉っぱが伸びてきて春頃まで茂ってるんですよ。花が先に咲くのは桜と似てますね。
夕暮れ。ヘタクソですんません。NDフィルターとか持ってないので、そのままの写真です。
今年もたくさんのヒガンバナを見ました。ほぼ枯れかけている頃に、ヒガンバナの絨毯みたいなところを発見したので、来年はちょっと狙ってみましょう。田舎を散歩しているとわくわくすることにたくさん出会えます。