天平時代 と 現代アート
大江山を越えて宮津市に来ました。途中、色々な所に寄り道して、やっと天橋立まで来ましたよ。
天橋立といっても、観光のエリアは広くていっぺんに色々な所を回ることはできません。多くの人が京都丹後鉄道の「天橋立駅」がある南の方のエリアを中心に観光することと思います。
で、今回は北側のエリアに行きましたよ。(へそ曲がり)
や、別に南が面白くないとか言ってるのではなく、北側のエリアに行ってみたいところがいろいろあったからです。
それと、今年も7月11日から「光のアトリエ 2021」が開かれていて、第二期の展示が本日、9月24日(金)から始まるので、それを見るためでもあります。
で、最初にやってきたのがここ。
画像を見ても全然わからんと思いますが...
「京都府立丹後郷土資料館(ふるさとミュージアム丹後)」です。この建物は緊急事態宣言で9月中は休館していましたので入れませんでした。
建物うんぬんよりも、こっちの方に興味があったので来たのです。「丹後国分寺跡」。そう、私の大好きな「丹波国分寺跡」の親戚です。
まぁ、この眺めの良いことといったらありません。目の前に「阿蘇海」が広がり、ずーっと天橋立の松林が見渡せます。まさに絶景。
で、それに加えて、「光のアトリエ 2021」として「ヤノベケンジ」さんの大型機械彫刻「ラッキードラゴン」のライトアップも行われます。
まだ、ライトアップ前で展示関係の人達が何やら相談中でしたのであまり写真撮れませんでした。
11月7日(日)まで会期中全日展示だそうです。んで、11月5日~7日の18:00より、不定期で「ラッキードラゴン」の口から火を噴き出すパフォーマンスを実施するそうですよ。
それと、これ。横のトラックと比較して大きさがよくわかると思いますが、同じく「ヤノベケンジ」さんの「黒い太陽」。
逆光にするとまさしく「黒い太陽」。
ちょっと「国分寺跡」の景色のそぐわない気もしますが...これもライトアップされるそうです。今回は時間の都合でライトアップまで待ってられないのが残念です。
ま、「光のアトリエ 2021」の展示も面白いのですが、やはり「国分寺跡」なので、ガイドブックに載らない京都としては、こちらも見学しておきましょう。
まずは丘の上「天平観展望所」です。
ほんとにいいところです。「黒い太陽」が見られるのも今のうち。興味のある方はぜひ来てみてください。
「天平観展望所」からすぐに見える礎石群。行ってみましょうぞ。
近づいていくとけっこう大きいですよ。
等の跡ですね。天平13年の聖武天皇の国分寺はどんな姿であったのかわかりません。ここには建武元年に再建された雪舟による五重塔が載せられています。
すごくきれいに手入れされていますね。
今度は敷地の、もう少し北の方に来ました。
こっちは「金堂」の跡です。
「丹後国分寺址」の石柱。
金堂も大きかったんですね。
そろそろ山の陰に太陽が入ります。
歴史のある礎石。
歴史と現代アートのコラボ?
なかなか面白いですけどね。
ちなみにヒガンバナもちらほら咲いてます。
ちょうど満開時できれいです。
良いのが撮れました。
今年の彼岸花も見納めかな。
小さな祠がありますが、詳細は不明です。
で、この横の道を登って行くと「成相寺」というお寺があって展望台からの景色が絶景だとか。車で登って行ったのですが、午後5時閉門であっけなく撃沈...
夕日は天橋立で見ましょう。天橋立の北詰にレッツゴー!
アクセス
- 京都縦貫道「与謝天橋立IC」より車で20分程度