町の中心部
京都の町の地理的な中心と言えば、京都駅。その京都駅の西側には、「京都水族館」や「京都鉄道博物館」といった、近代的なミュージアムが創られています。
その「京都水族館」と「京都鉄道博物館」に挟まれた、「梅小路公園」には「朱雀の庭」と呼ばれている、きれいなお庭があります。
そのお庭の夜間ライトアップが行われているので行ってきました。
■期間■ 11月17日(金)~12月3日(日)
■ライトアップ■ 17:00~21:00(最終入園20:30)
■参加費■ 大人400円、小学生200円、未就学児無料
※京都水族館、京都鉄道博物館の当日入場券の提示で「紅葉まつり」入場料(大人400円、小学生200円)を100円割引します。
2017年11月24日(金)
日中は良い天気で、薄いコートでも十分過ごせる気温でした。夜になると、気温は下がりましたが、まだ寒くて困るほどではありません。京都市内は、紅葉観光のシーズンたけなわということもあって、また金曜の夕方ということもあって、河原町通りや東大路通は渋滞しまくり。普通ならば30分もあれば行けるところが、1時間以上かかってしまいました。なので、残念ながら、夕暮れ時の写真は撮れませんでしたよ。
「梅小路公園」に着きました。辺りは真っ暗で人影もまばらです。ちょっと即物的というか、予算ケチっているというか、う~ん、の案内表示です。
ここが、「朱雀の庭」の入り口になる、貸室・レストラン「緑の館」です。ここの2階から、「朱雀の庭」に入れます。レストランは「京野菜レストラン・梅小路公園」という名前で、なかなか雰囲気の良いところですよ。
ちょっと、豪華な建物です。受付で入園料を払って、お庭に入ります。
「緑の館」を出たところです。カメラマンがいっぱいでした。ちょっと横の方から撮らせていただきました。望遠レンズはないので、下に降りてから写真撮ります。
お庭に入りましたよ。もみじが紅葉してきれいです。でも、「真っ赤っか」、「深紅」のもみじはなくて、「朱色」から「まぁ赤やな」という色合いのもみじが多いです。照明の光の色温度の加減で、写真にすると、実際に目にするよりも、ほんの少しだけ赤みが増しています。
三脚も持たずに来てますので、なかなか難しいです。お月さん、ちょっとぼけ気味です。
外周の小高い丘の上を通るのですが、ここはきれいに紅葉してます。
美しいですね。
もみじは朱色が多いです。
足元のライトもそれらしいデザインになってます。
まずは、もみじそのものに近づいての撮影です。
良い色で満足ですよ。
ここまで撮っていたもみじを、今度は、下に降りて池の近くから見上げるように撮ります。
池の横まで下りてきました。建物が明るいです。
レストランからは、お庭の池や紅葉を見ながらの食事ができます。これもいいですね。
さて、先ほど撮っていたもみじ達を見上げるようにして撮ります。
と、このように、「水鏡」と呼ばれる池の水面に映ったもみじがきれいです。
最初、一人で撮っていたのですが、係の人が、ここが撮影スポットだ、水面に映る逆さもみじがきれいだと説明すると、バラバラと人が寄ってきました。
お池の中を、道に沿って歩いていきます。幅がけっこう狭いので、あまり立ち止まって撮っていると渋滞になります。
丘の上のもみじ、きれいですよ。
昼間は緑がきれいなんでしょうね。
今日は、風がほとんど吹いていないので、水面に映った鏡像がきれいに撮れます。
池のそばのもみじもきれいです。
池のほとりはライトがうまく当たっていて、光に透けたもみじがうまく撮れます。
池の中に渡された、橋を歩いていきます。橋の両側にLEDのチューブライトがあるので、暗い中でも渡っていけます。
レストランではテラスに屋外席も用意されています。紅葉を見ながらお酒をいただけたら最高ですね。
こんな感じで池の中を渡っていきます。
最後に休憩所があって、暖かい飲み物などの販売をされてました。
休憩所から池の中央を見ると、けっこう人が増えてきましたね。でも、多くてこれぐらいの賑わいですので、ゆったりと見られますよ。
お庭から出ると、京都タワーが見えます。こちらもライトアップで光り輝いています。
駅前が大混雑でなければ、バスに乗って数分で行ける場所です。中心部から離れたところへ行かなくても、きれいなお庭の紅葉が楽しめます。
昼間は、「京都水族館」や「京都鉄道博物館」がにぎわいますし、「梅小路公園」も人が増えますが公園自体は広くて(朱雀の庭は西の橋のごく一部)、ほとんどの部分が無料なので、天気のいい日にお弁当を広げるにはもってこいの場所ですよ。
アクセス
- 京都市バス「梅小路公園前」下車、徒歩2分